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夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える

あんふぁん
今や生活必需品となったマスク。
また、小学校に入ると給食当番のときなど、通年を通して必要となります。
今までは不織布を購入していた人に、一度試してほしいのが、洗って使える手作りマスク。
わが家の娘達は手作りガーゼマスクの方がつけ心地がよいようで、それしかつけなくなりました。
これからの暑くて蒸す季節には、風通しもよいのでおすすめ。つけ心地のよい物を作ってみませんか?
今回は、幼児用や小学生用(ママも兼用できるサイズ)の布マスクの作り方とポイントをご紹介します。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


1枚生地で簡単!「プリーツマスク」の作り方


【ステップ1】
まずは裁断。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


写真では、幼児〜低学年用サイズを「S」、中学年〜成人女性サイズを「M」と表記しています。

まず、生地に「S(16.5×13㎝)」か「M(17.5×16㎝)」の本体サイズを書いたら、まわりに縫い代を書きます。縫い代は上下が1センチ幅、左右が3センチ幅です。
※柄物は、柄の向きに気をつけてください

【ステップ2】
上記の縫い代線に沿って裁断ができたら、中表(生地の表地を内側にすること)で2つ折りにします。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


この時点で片方が輪になりますので、輪になっていない生地の端を1センチ幅で縫いましょう。
縫い終えたら、両端の空いているところから、表に返します。
返したら、アイロンで形を整えて、まわりをぐるっとコバステッチ(0.2〜0.3センチ幅の細かいステッチ)で縫ってください。
※輪になっている方もステッチを入れるとキレイに仕上がります

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


【ステップ3】
プリーツを作ります。
プリーツは、表地裏地一緒に、下の図のような幅になるように形を作って、アイロンでプレスします。

プレスできたら形をキープするように、両端をミシンで0.5センチ幅で縫いましょう。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


【ステップ4】
ここまできたら、もう一息!両端を三つ折りにします。
1.3センチ+1.7センチで折るとキレイに縫いやすいです。
夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


ステッチ幅は1.3〜1.5センチくらいがいいと思います。
ここの幅が狭いとゴムを入れるのが大変になるので注意してください。

※このとき、生地が厚くなって縫えない場合は、1枚仕立てで仕上げることもできます。
その際は同じ型紙を使って裁断。
上下の縫い代を1センチずつにして、0.5センチ幅の三つ折りで仕上げてください。


夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


【ステップ5】
最後にゴム通しです。両端の三つ折り部分にゴムを入れます。
ゴムは子どもの顔のサイズに合わせて結んでください。ゴムを回したあとの結び目は、三つ折りした部分に入れ込めば完成!

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


★ゴムの長さ
「S」サイズだと22センチ×2本、「M」サイズだと30センチ×2本でカットすると一般的なサイズになります。

つけ心地◎!「立体マスク」の作り方


【ステップ1】
まずは、裁断!「立体マスク」は、曲線が多いので型紙から作ります。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


こちらも、幼児〜低学年用が「S」サイズ、中学年〜成人女性用が「M」サイズで表記しています。
まずは、主軸となる十字を書いてから、細かいガイドラインを書きます。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


※主軸の十字は上の図の赤い線の部分です
その後、上下左右のできあがり線を書き、最後に縫い代を書きましょう。


夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


※右の図の順番は基準となる直線の書く順番です。1が主軸の十字となり、その他のガイドラインの書く順番です

型紙が書けたら、生地の裏側にのせて、まち針で固定して、まわりを裁断します。
表地2枚、裏地2枚裁断してください。

【ステップ2】
次に表地同士・裏地同士を中表に合わせます。
2枚を重ねたら、まずはマスクの中心となる部分を縫います。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


縫えたら、カーブのきつい部分に切り込みを入れ、アイロンでそれぞれ右側に片倒しにします。※このひと手間がキレイに仕上がるポイントです!

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


【ステップ3】
表地と裏地を、中表で縫い合わせます。
まず、中央を合わせてから左右を合わせてまち針でとめましょう。
そして、上下1センチ幅で縫います。


縫い終わったら、カーブのキツいところ(特に上部分)に切り込みを入れましょう。このときに、縫い糸を切らないように注意。
あいている両端から、表にひっくり返してアイロンで形を整えます。

【ステップ4】
両端を縫います。三つ折りは、1センチ+1.5センチにするとキレイに仕上がります。
ミシンの幅は、1.3センチくらいがベストです。

【ステップ5】
最後に、ゴム通し(なければ安全ピンを使って)両端の三つ折り部分にゴムを入れます。

ゴムは子どもの顔のサイズに合わせて結んでください。ゴムを回したあとの結び目は、三つ折りした部分に入れ込めば完成!

★ゴムの長さ
「S」サイズだと23センチ×2本、「M」サイズだと30センチ×2本でカットすると一般的なサイズになります。

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


立体マスクの方が、型紙を作ったり工程が多いですが、暑くなるこれからの季節は快適なのでおすすめです。

おまけ「100均切りっぱなしOK生地マスク」


先日100均でこんな生地を見つけました!

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


切りっぱなしOKな生地なので、使い勝手のいい立体マスクをお持ちでしたら、生地の上に立体マスクを当てて形をくりぬいて書きましょう。
そして、下記のように中央だけ縫えばOK!

夏用マスクを手作りしよう!つけ心地◎洗って繰り返し使える


縫い代は表に出てもOKだし、気になる方は中表にして縫いましょう。
裁縫苦手という方も簡単にトライできると思います。

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※POINT1【マスクに適した生地】
マスクに適した生地は「ダブルガーゼ」という2枚のガーゼを貼り合わせたようになっている生地がおすすめ!かわいい柄物もたくさんありますし、乾きやすく、何より赤ちゃんにも使えるような優しい肌触りのよい生地です。
洗うと縮みやすいので、必ずしてから裁断してください。

ただ、柔らかい生地なので、プリーツがでにくいのがちょっと残念です。
不織布の様にパキッとプリーツを出したいときは、シャツ生地くらいの薄さの「ローン」という素材が薄くて縫いやすくていいと思います。

※POINT2【耳ゴムについて】
本来でしたら、手芸屋さんで販売されている「マスク用耳ゴム」がいいのですが、最近は売り切れていることもしばしば。
そんな時は、通常のゴムで「6コール(4.5ミリ〜5ミリ)」までのゴムがよいと思います。
それ以上太いゴムだと、つけているうちに耳が痛くなることもあるので、気をつけてくださいね。

<文・写真:ライターMAI>

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