手伝いすぎて大失敗!子どもの自由研究、親はどこまで手を出す!?
毎年の夏休みの自由研究、保護者のみなさんはどこまで手助けしていますか?
子どものやりたいこと、やる気を引き出しながら、親としていかにうまくサポートできるか…なかなか難しいですよね。
今回は、手伝いすぎて大失敗したわが家の例も交えながら、ベストな方法を探ってみましょう。
手伝いすぎて大失敗、わが家の例
◆小1、学童で作った簡単な工作で選出、本人やる気スイッチオン
娘が小1のとき、本人はもちろん、私自身も親として何をしていいのかわかりませんでした。
なので、夏休み明けには、本人が夏休み中に学童で作ってきた簡単な工作を提出しました。
すると、それがなんと市の作品展に展示されることに!
初めてのことに子どもは大喜び!「来年は賞をとる」と気合いが入りました。
◆小2、こんなの作りたい!手伝いのパパやる気スイッチオン
そして小2のとき。子どもがこんなのを作りたいとアイデアを出したので、パパが担当でお手伝いをすることになりました。
純粋に子どもが「こうしたい」と言うのをサポートする感じで、材料集めやひとりではできない部分を少し手伝っていました。
この年は、市の作品展に出展、なんと入賞しました。
◆小3、子どものやる気を完全に奪ったパパやる気全開
小2の入賞後は、俄然、パパのやる気がヒートアップ。
小3の夏休みになると、娘に「次はこんなのを作ろうか」と勝手にアイデア出しをして、どうやって作れるのかの詳細をネットで調べ、「こうやったら作れるよ」と提案。
盛り上がるパパに言われるがままに、娘は作業を実行。かなり大がかりな作品ができあがりました。
大きな作品だったので、夏休み明けは作品を運ぶためにパパも一緒に登校。娘は、自分が作った自慢の作品という思いもないようで、そんな大きな作品を持っていくのもちょっとはずかしいという感じでした。
大満足なパパでしたが、その年は、市の作品展に出品されることはなく、教室内での展示にとどまりました。
子どもらしい発想の作品がベスト
娘が小3のときに作ったものは、金のこをつかって金属を切ったり、電池を使って電気がついたりするものでした。材料も普段目にすることもないものを、パパがお金をかけて用意していましたし、小3が学校で習っている知識のレベルでできるものではなかったので、どう考えても子どもの発想ではないですね。
子どもが自分で作れるものではないような作品を作り、結果、子どものやる気を奪ってしまいました。