絵が上手になりたい!息子が2週間でグンと上達した方法
小学生になると、図工の授業や理科の観察の勉強で絵を描く機会があります。
絵を描くことが苦手になってしまった小学3年生の息子があることをきっかけに、描くことに夢中になり上達していきました。
そこで、幼児絵画インストラクターの経験をもとに、息子と取り組んだ簡単に始められる練習方法を紹介します。
絵を描くことが苦手になった理由
小さい頃からお絵描きや工作遊びが大好きだった息子。小学生になってから絵を描くことが苦手になったのは、図工の授業や理科の授業で、絵が評価の対象になるという経験をしたことでした。
自由に描くだけではなく、目的に沿った表現をするということに苦戦して自信をなくしてしまい、絵を描いたり工作することが楽しめなくなりました。
そんな息子を見ていてなにかできることはないかと思いましたが、無理に絵を描くことを勧めたりすることは逆効果になると思い、「描きたい!」という気持ちになるまで見守ることにしました。
絵が上手になりたい!と息子が思ったきっかけはマンガ
しばらく絵を描きたがらなかった息子にある日、「絵の描き方を教えて!」と相談されました。
見守っていた私からしたら嬉しい相談。その動機の理由は、好きなキャラクターを描くことが小学校で流行っていて、自分も友達のように上手に描けるようになりたいと思ったからということでした。
そこで、マンガの写しから絵を描く練習をしていくことにしました。
漫画を描く練習をしていたら図工の時間も楽しくなった
絵を描く練習というよりは、目当てのマンガのキャラクターを描きたい!という息子の気持ちを優先して練習をしていきました。
【写し紙を使って描く】
描きたいキャラクターの絵の写し描きからはじめました。無料ぬりえダウンロードなどを利用して家のプリンターで印刷をして、裏から絵をなぞり描きをする方法が手軽でおすすめ。
写し描きを続けていくことで、線の引き方や形をとらえられるようになります。
【模写をする】
写し描きに慣れてきたら、今度は描きたいものをよく見て観察しながら模写していきます。
はじめはどこから描いたらいいのかわからない様子だったので、バランスを把握することからはじめました。
身体全体を描くのが難しければ、イラストの顔だけを描く練習からはじめてもいいですね。また、描く対象物をよく観察して特徴を見つけるという作業も大切です。