入学まで半年!年長でこれだけは準備しておきたい3つのこと
夏休みが終わり、年長の子どもたちは園生活が残り半年余りになりましたね。
ここからは、小学校に入学してから困ることがないよう準備を進める大切な時期。
今回は、元幼稚園教諭として、また小学生の息子がいるママとして「これだけは準備しておきたい」と思う3つのことをお伝えします。
自分の名前が読める・書ける
ひらがなの読み書きはできますか?
入学準備として、ひらがな練習に取り組んでいる家庭は多いと思います。
「まだ書けない」という場合は、練習は子ども自身が「楽しい」と思える方法で、文字に親しむことから始めてみましょう。
友達や先生など身近な人に手紙を書いたり、短い絵本を自分で読んだり。また1日5分~10分の子どもの飽きない程度、決まった時間に文字のワークに取り組むのもよいですね。
しかし、幼稚園児は文字の左右が逆になってしまったり、書き順がめちゃくちゃだったりしがち。
それを親が指摘しすぎると、「勉強がつまらない」と思ってしまうことも。ひらがな・カタカナは1年生になって一文字ずつ書き順の勉強をします。そのため入学前には完璧でなくてもOK。文字に親しむことを大切にするのがいいと思います。
できていることを褒めて、子ども自身が書くことを楽しめるようにしてあげましょう。
自分の名前だけは練習しておきたい
ひらがなすべてをマスターする必要はありませんが、自分の名前だけは読み書きができるようにしておくほうがいいと思います。
下駄箱やロッカー、持ち物など、自分の名前が読めないとわからなくなってしまうことも。
また、自分の名前を書く機会も多いので、苗字と名前の両方を、誰が見ても読めるように練習しておいた方がよいでしょう。
小さな枠内に書く練習もしておくと安心です。
着替えがスムーズに一人でできるように、たたんでしまう練習
着替えは素早くできていますか?
もし苦手な場合は、これからの半年間で練習しておくとよいですね。
衣類によってはピタっとしていて脱ぎにくいものもあるので、そんな時は「先に手を抜いてから頭を抜く」などのコツを確認するだけでもスピードアップします。
どうしても時間がかかる子には、入学までに着替えやすいゆったりした衣類を揃えてあげるのもいいと思います。また、小学校では脱いだ服が裏返しになっているのを表に返してから、たたんでお着がえ袋にしまうことも必要です。
グチャグチャのままにしておくと、袋への出し入れや着る時に手こずり、着替えが遅くなってしまいます。