仲間外れで「学校行きたくない!」息子に母ができることは?
と言っていた友達が「ぼくも入れて」とやって来たのです。
その子に、「いいよ!」と元気に返事をする息子の姿に、私は心からすごい!と感動しました。
そばに寄り添って、ただ話を聞くこと。
それはちょっと難しかったりします。
自分が母になるまでに「私はこうしてきた」「あの時できなくて後悔したから、次はこうしたい」と積み上げてきたことがたくさんあるから。
つい、子どもにも「こうすればいいよ」と言いたくなってしまいます。
でも、息子がぶつかった壁を乗り越えるのは息子にしかできません。
今の私がこれだけは頑張ろうと思っていることは、息子との心の距離をできるだけ離さないこと。
そして息子が話したくなったらできるだけ話を聞くこと。
これだけはずっと忘れずにいたいと思っています。
<まんが・文:しみず宇海>
子どもと離れて、語らう時間が保護者の拠り所に。江東区・脱孤育ての取り組みとは?