うちの子はお絵描きが苦手…その原因はママだった!?
子どもたちが使うクレヨンや色鉛筆やはさみ。みなさんはどのように収納していますか?
今回はそれらの道具の収納場所を変えただけで、子どもたちがぐんと成長したと感じたできごとと私の反省を紹介します。
初めて知った、うちの子はお絵描きが苦手!?
年少さんのクラス参観。教室の壁に並んだ絵を見て、初めて「うちの子はお絵描きが苦手なんだな」と知りました。
まわりの同年代の子どもたちの絵と比べると、何を描いているかはっきりせず、殴り描きのような印象でした。
そういえば家でもあまりお絵描きをしないし、一緒にお絵描きをしても「描いて!」とペンを渡してくるばかりだったことを思い出しました。
私も夫も絵を描くのが上手なタイプじゃないし、これもまた個性だなと特に気にもとめていませんでした。
模様替えでクレヨンを手の届くところに
ある日、リビングの子ども収納の模様替えをしました。
それまではクレヨンやのり、はさみなど、勝手に触られたら危険なものや汚れなどで大惨事になりそうなものは、子どもの手が届かないところに片づけていました。
子どもたちが使いたいと言ったら、私が出して遊ばせればいいと考えていたからです。
しかし、下の子も2歳を過ぎ、やみくもに何でも舐めることもしなくなったので、これを機に子どもたちの手の届くところにしまってみることにしました。
配置を変えただけで子どもたちに変化が
新しい場所はリビングのダイニングテーブルの横。
ほかの部屋で使っていたIKEAのキッチンワゴンを子ども専用にすることにして、クレヨンなどを収納しました。
それまでは箱に入れて収納していた、鉛筆類や色鉛筆、はさみはコップに立てました。
するとどうでしょう!
自分たちの手の届くところにお絵描きの道具や折り紙が置かれるようになった途端、子どもたちはすぐに自分で取り出して集中して遊ぶようになったのです。
その姿を見て、この子たちはこんなにお絵描きをするんだ!とびっくり。
それならば好きなだけ描けるようにしようと、お絵描き帳も用意したところ、創作意欲が爆発!このひと夏で2冊を使いきるほどのお絵描きをし、絵そのものが去年とは見違えるほど上達したのです。
年少の時に描くものは、殴り描きのようなものが多かったです
こちらが年中の夏、お絵描きをたくさんしたあとの絵。大好きな昆虫の絵ばかり描いていたので、昆虫の特徴をとらえて絵を描けるようになりました
すべて自分の管理下でと思っていたことを反省
どんどんとお絵描きが上手になっていく息子を見て、「この子はお絵描きが苦手だったのではなく、お絵描きの経験が少なかっただけなんだ」