小2でお金の貸し借りトラブル!?お金についてどう教える?
小学生になってお小遣いをもらうようになった!という子も多いはず。実は小学校低学年は、お金のトラブルが起こりやすい時期でもあることを知っていますか?
わが家の長女が小学2年生の時も、一緒に遊んでいた友達同士でお金の貸し借りが原因のトラブルが生じたことがありました。
今回はその時の経験から、小学校低学年の子どもにお金を持たせる際に気をつけたいこと、お金について子どもに教えておきたいことを紹介します。
コンビニでおやつを…「私の分も」でトラブルに!
わが家では長女が2年生の時、まだお小遣いをあげていませんでした。また、子どもには「親の許可なくお金を持って物品を購入してはいけない」と教えていました。
その日、娘は放課後に、近所の友達のAちゃん、Bちゃんと一緒に公園で遊ぶことになっていました。私は知らなかったのですが、友達の中にはお金を持ってきている子もいて、コンビニでおやつを買って、公園で食べることもあったようです。
その日は「お金を持っていこうね」という申し合わせはなかったらしく、Aちゃんだけがお財布を持ち、Bちゃんは何も持っていない状態でした。
娘は家からおやつを持って出かけていましたが、Bちゃんはおやつも、お金も持っていなかったので、Aちゃんに「私の分のお菓子も買って」と頼み、Aちゃんが2人分のおやつを買ったそうです。
公園でおやつを食べ、家に帰る段になって、さっきのおやつは「Aちゃんが買ってBちゃんにあげたもの」なのか「Bちゃんがあとからお金を返してくれるものなのか」がハッキリせず、2人はケンカになってしまったのです。
借りたのかもらったのか、子どもの世界では判別が難しい
大人でも、お金の貸し借りは望ましくないと言われていますが、それでも“借りたのか、もらったのか”という判別はつきますよね。
ところが、子どもの世界ではすぐに、「言った・言わない」になってしまい、どちらが正しいのか判別が難しくなります。
夕方になって、Aちゃんは「Bちゃんが、あとでお金を返すと言った」、Bちゃんは「Aちゃんが買ってくれると言った」とお互いの親に訴えたため、トラブルは大人の知るところとなりましたが、結局大人にもどちらが正しいのかはわかりませんでした。
その場に私の娘もいましたが、話の流れをしっかり説明できるほど覚えてはいなかったのです。この状態を防ぐためには、子どもに対して「自分がお金を持っていないとき、友達から借りたり、友達に貸してはいけない」