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冬こそ食べたいニンニク料理!子どもが食いつく3大レシピ

あんふぁん
寒い冬にぜひ取り入れたい食材ニンニク。ニンニクが入った料理を食べると、「免疫力があがる!」とよく聞きますよね。
それは、ニンニクがアリインという特有のタンパク質を豊富に含むから。このアリインは切ったりすりおろしたりして、細胞が壊れたり、酸素に触れたりすることでアリシンへと変化します。このアリシンこそがニンニク独特の香りのもと。
そしてアリシンは強い抗酸化作用をもつため、殺菌・解毒の働きをし、結果的に免疫力があがると言われているわけなんです。まさに、冬こそ食べたい食材ですね。
子どもが苦手な印象がありますが、私が働く園ではニンニクを使った料理が大人気。
そこで今回は、子どもが喜ぶニンニク料理を紹介します。

給食の大人気メニュー【お肉のあまから焼き】


冬こそ食べたいニンニク料理!子どもが食いつく3大レシピ


〈材料〉大人2人幼児2人分
・肉(豚肉でも鶏肉でもok)300g
・タマネギ1/2個
・ニンニク1カケ
・しょうゆ大さじ2
・みりん大さじ2
・片栗粉大さじ2

〈作り方〉
1.タマネギの皮をむき、薄くスライスする
2.ニンニクをすりおろす
3.1、2、みりん、しょうゆ、お肉、片栗粉をあわせてビニール袋やボウルに入れ、よく揉み、お肉が常温になるまで置いておく
4.3をフライパンで火が通るまで焼く

〈ポイント〉
常温にしてから肉を焼くことで、肉の急激な温度変化を防ぐことができます。肉が硬くなりにくいので子どもも食べやすいです。

3の状態まで事前に下準備しておくと、夕飯前は焼くだけなのでラク!わが家では週末に作ってビニール袋のまま冷凍しておきます。
私の勤める園でとても人気のあるメニューで、おかわりをする子がたくさん。年長さんクラスになると、自らごはんにのせて、丼のようにして食べる子もいます。ごはんにも合うし、うどんにのせてもおいしい万能なひと皿です。

ニンニクをすりこんで風味豊かに【ニンニク鶏唐揚げ】


冬こそ食べたいニンニク料理!子どもが食いつく3大レシピ


〈材料〉大人2人幼児2人分
・鶏肉(今回は手羽元をつかいましたが、手羽中やモモ肉など、他の部位でも◎)300g
・水鶏肉がかぶるくらい
・砂糖大さじ1
・ニンニク1カケ
・塩少々
・コショウ少々
・片栗粉適量
・揚げ油適量

〈作り方〉
1.食べやすいサイズに切った鶏肉を、20分程、砂糖を溶かした常温の水につけておく
2.ニンニクをすりおろす
3.鶏肉を漬けておいた水を捨て、ニンニクのすりおろしを鶏肉にすりこむ
4.塩、コショウ、片栗粉をまぜた衣をつける
5.180度の油で中心に火が通るまで揚げる

〈ポイント〉
鶏肉を常温の砂糖水につけておくことで、鶏肉が水分を含み、食べたときにジューシーでプリプリの食感に。

特にパサパサになりがちな胸肉を使用するときにおすすめで、子どもたちが食べにくさで「鶏肉嫌い!」になるのを防げます。

肉の臭み消しにはショウガを使うことが多いと思いますが、それをニンニクに変えるだけ。
このレシピも、3の工程までは事前に準備しておくことができるので、鶏肉がお買い得な日にたくさん買って冷凍庫に小分けして保存しておくと便利です。
唐揚げにマヨネーズやケチャップをつける人は、それぞれの家庭で塩コショウの量は加減してください。

レンジで丸ごとチン!甘くておいしい【蒸しニンニク】


冬こそ食べたいニンニク料理!子どもが食いつく3大レシピ


〈材料〉
・ニンニク1個

〈作り方〉
ニンニクをさっと洗い、皮が付いたままビニール袋に入れ、600Wのレンジで1分半加熱する。
ニンニクの大きさにもよりますが、やわらかくなって生の部分がなくなったら皮をむいて食べられます。

〈ポイント〉
ニンニクが蒸されることでホクホク甘くなります。また、ニンニクはすりおろしたり刻んだりすることで細胞が壊れ、ニンニクの匂いの素となるアリシンが作られるのですが、このレシピはアリシンが作られないので匂いは弱く、ニンニクの甘い味わいがよく感じられます。

そのためついつい進みがちですが、食べすぎは胃が荒れてしまう原因となるので、小学生以下のお子さんは1日1/2個まで、大人も2個程度までにしておくのがいいと思います。

わたしは小学生のころからこの蒸しニンニクが大好きで、風邪気味の日には必ず食べてから寝ていた思い出があります。
5歳の息子にも食べさせてみましたが、「味は甘いけど強いにおい」とのこと。やはり少しずつかじると匂いがでてくるのですね。パクっと食べてしまうほうが意外に食べやすそうです。
今年は人と会うときにはマスクをつけているので、ニンニクの匂いも気になりづらいかもしれません(笑)。
子どもが喜ぶニンニクレシピ、ぜひお試しくださいね。

<文・写真:ライターゆかダコ>

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