ママ友への年賀状の注意点!今どきママにおすすめの年始のご挨拶
12月に入ると、そろそろ年賀状を書かないと!と思う時期。親戚や友人、仕事関係などこれまでお付き合いのある人には迷わず出そうと思うものの、「ママ友はどうしたらいいの?」と悩んだことはありませんか?
・わざわざ住所を聞いてまで年賀状を出した方がよいのか
・LINE交換している人にはLINEで挨拶をした方がよいのか
・何もしなくても問題ないのか
ママ友との交友関係はできたら円滑に進めたいもの。
今回は、企業研修講師として、コミュニケーションやマナーについて専門的に指導・講演を行っている筆者の立場からお答えします。
基本は「特定のママ友に」「LINEで」
ママ友との連絡は無料通話アプリ「LINE」を使っている人が多いと思います。
結論から言うと、基本は「特定のママ友に」「LINEで」をおすすめします。
今は個人情報にも厳しい時代ですし、わざわざ住所を聞いて年賀状を出す必要はまったくありません。そして、LINE交換している人、全員に送る必要もありません。
「個人的にママ同士でランチに行ったり、子ども同士が遊んだり、お世話になっていると思う人」と「ママ友のLINEグループで繋がっている人」に送れば十分です。
年末年始の挨拶はあくまでもお世話になった人にするという考え方でいくと、前者はそれに当てはまります。「昨年はお世話になりました。来年も仲良くしてください」という気持ちを込めて、LINEで挨拶すればよりよい関係性が築けます。
後者もLINEグループで繋がっているのであれば、仲の良いママだと想定できます。そのママたちにはグループLINEで一斉に挨拶をすれば十分です。
ただし、グループの中で「個人的にこの人には送るけどこの人には送らない」といった差を作るのはNGです。
のちのち、ママ友とのトラブルに巻き込まれることも考えられるので、ここは公平に、かつ全員に送るのが無難です。
LINE派のママたちの声を紹介します。
【LINE派のママたちの声】
・わざわざ住所を聞いてまで年賀状は出さないです。仲の良いLINEグループのママ友たちにだけ、一斉LINEで年始の挨拶を送るようにしています。でも自分からは送らず、誰かから年始のLINEが来たら、それに返答する感じにしています。(30代、幼稚園児母)
・個人的なやりとりがあったり、子ども同士が仲の良いママ友だけに、年始の挨拶LINEをします。家の行き来があって住所を知っている人にも、書くのは面倒なので、年賀状は出さずLINEにしています。(40代、小学生母)
年賀状も状況に応じてあり
家を行き来する仲のママ友は、すでに住所を知っているということなので年賀状を送ってもいいと思います。
また、仲が良かった家族が転勤になったという場合、引越し前に住所を聞いていれば、もちろん年賀状を送っていいですし、喜ばれると思います。
年賀状派のママたちの声を紹介します。
【年賀状派のママたちの声】
・家の行き来をするくらいに仲が良いママ友には年賀状を出します。子どもにもひと言メッセージを書いてもらうので、文通のような感覚で喜んでいます。(30代、保育園児母)
・転勤で離ればなれになったママ友には住所を聞いて書いています。実際に会うことはほとんどありませんが、写真を通じて子どもたちの成長も見られるのでうれしいです。(40代、小学生母)
何もしない派も意外と多い
ママ友とのトラブルに巻き込まれたくない、ママ友はあくまでもママ友という感覚の人も意外と多くいます。顔見知り程度だったり、挨拶程度だったりするママ友には、こちらからも特に年始の挨拶をする必要はなさそうですね。
最後に、年賀状もLINEも何もしない、したくないというママの声を紹介します。
【何もしない派のママたちの声】
・ママ友とのトラブルに巻き込まれるのがイヤなので、あえて年始の挨拶は誰にもしないです。
誰かひとりに年賀状やLINEを送ると、「私には来ていない」と思う人もいるだろうし、ママたちのウワサは恐いです。(20代、保育園児母)
・誰かから年賀状が来たり、LINEが来たら返事はするようにしていますが、自分からは何もしないです。ママ友は大事ですが、所詮子どもつながりで知り合った方なので、純粋な友達ではないという感覚です。(30代、幼稚園児母)
いかがでしたか?
ママ友への年始の挨拶を迷っていた人は、今年は「特定の方に」「LINEで」を試してみませんか。
ママ友トラブルにも巻き込まれることもなく、円滑なママコミュニケーションにも繋がると思います。<文・写真:ライター秋葉優美>