ママ友の無視はある日突然に…私が学んだママ達とのつきあい方
Aちゃんはそんなことしていません。大丈夫です」と話してくれ、その後もゆっくり相談にのってくれました。先生の言葉を聞きながら、娘を信じてよかったと心から安堵しました。
その後、娘は先生のサポートもあり、友達ともめることもなく園生活を送ることができました。
しかし、Yちゃんママの『無視』は卒園まで続くことに…。さらに彼女は私のことだけでなく、娘や夫についての悪口や身に覚えのない悪評などをほかのママ達に言いふらすようになりました。
何かの折にその話が私自身の耳に入ることもあり、私はそれが一番つらかったです。
ママ友を作るのが怖い…ひとりで悩む私
私はYちゃんママに無視されて以来、怖くなってママ友を作る気持ちになれませんでした。
そのため、行事が多い幼稚園であるにもかかわらず、親しいママ友はできずに過ごしていました。
それに対して、幼稚園の役員を引き受け、たくさんのママ達や先生と交わり、仲良しのママ友メンバーと毎月ランチ会をしているYちゃんママ。
私は、とにかく平常心を心がけ、Yちゃんママも含めて幼稚園で会うママ達に無視されても明るい笑顔で挨拶だけは続けていました。しかし、彼女と仲良しのママ友メンバーからは会話どころか挨拶されることもありませんでした。
私は、「Yちゃんママの話を聞いたほかのママ達は私や私の家族をどう思うのだろうか。もし、これが原因で娘がいじめられるようになったらどうしよう」とずっとひとりで悩んでいました。
「気にしなくて大丈夫」私を救ってくれたひとこと
1年半後のある日、Yちゃんママと一緒に役員をしていた別のママが私に話しかけてきました。
そのママは、「私はAちゃんママのこと、Yちゃんママが言うようなひどい人だと思えないの。
それでね、何人かのママに聞いてみたけど、みんな『Aちゃんママはそんな人じゃないと思う』って言ってるよ。だから気にしなくて大丈夫だよ」と言ってくれたのです。
その言葉に、私は本当に救われました。
私にもできた『本当のママ友=私自身の友達』
私はもともと人づきあいが得意なほうではありません。しかも入園後のトラブルから極力人と交わることを避けてきました。でも、ほかのママ達から自分がどう見られているのか、今の私の対応でいいのかとずっと気になっていたのです。
そのママのひとことで、今までの自分の立ち振る舞いや言動が間違っていなかったのだと少し自信が持てるようになりました。