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「ママと遊んでもつまらない」と言われて…先生と考えた親子遊び3つ

あんふぁん
ある日、幼稚園に通う子どもに言われた「ママと遊んでもつまらない。ままごともヘタだし」のひとこと。
私は子どもは好きなのですが、子どもとうまく遊べませんでした。「どうして子どもを楽しませてあげられないのだろう」「親なのに」という罪悪感で、そのことを誰にも言えずにいました。
そんな私が幼稚園の先生とお話しして、実践している親子遊びを紹介します。

幼稚園の先生いわく「上手に遊ぼうと思わないでいい」と


幼稚園の先生は子どもを楽しませる専門家。そんな先生があるとき、「私、休日は自分の子どもと遊ぶのを夫任せにしているの」と話しているのを耳にしました。
“子ども扱いが上手な幼稚園の先生でもそうなんだ”と知った私は、少し気持ちが軽くなって、思い切って先生に「子どもと遊ぶのが苦手で…」と相談してみました。

すると先生いわく、「子どもはママが大好きでママの笑顔が見たい。そして、何かしなくてもママが子どものそばにいるだけで安心するんですよ。だから、『子どもと遊ばなきゃ』『子どもを楽しませなきゃ』と深く考えず、ママも楽しめることをすれば、それでいいんですよ」と。
ただ、ママは家事をやりながら子どもの相手をしがち。でも、それでは子どもは満足しないので、5分でいいから家事を止めて、子どものためだけに時間を取ることが大切だそうです。

先生と考えた「子どもが喜ぶカンタン親子遊び」


そこで、先生とお話ししながら、ママが楽しめて子どもが喜ぶカンタンな親子遊びを考えてみました。
遊びながら子どもが変わったなと実感している3つを紹介します。

【子どもは店員、ママはお客様でおうちカフェ】
おやつの時間を遊びに変えちゃいましょう。

好きな飲み物やお菓子をお気に入りのカップやお皿に分けて、子どもが店員、ママはお客様になってカフェごっご。
慣れたら飲み物やスィーツを子どもに作ってもらうのもよし。 店員さんは飲み物を運んだらお客様に早変わりです。
ママも子どももお客様になったら、そこからは子どもとおしゃべりタイム。
おしゃべりタイムで大切なのは、「ママは子どもの話に口を出さずに耳を傾けること」。わずかな時間な日もありますが、子どもは「きちんと聞いてくれている」と感じているようです。

「ママと遊んでもつまらない」と言われて…先生と考えた親子遊び3つ
【モノのかくれんぼ】
わが家の子どもはかくれんぼが大好き。しかし、家の中で大人が隠れられる場所は限られているので、何度かやるとすぐに見つかってしまいます。

そこで人間の代わりに「モノ」に隠れてもらいましょう。相手が隠したものを見つけた数で勝敗を決めます。ただし、自分が隠したものを見つけないルールにします。
隠すものは、人形、サランラップの芯など小さすぎず危なくないものなら何でもOK。子どもは「なんで、それ隠すの?」というものを隠していて、大人はなかなか見つけられなくて面白いです。
子どもは『宝探し』や『探検』が大好きなので盛り上がります。子どもの年齢によって、ちらっとモノを見せたりして難易度を変えるとよいでしょう。
ママが忙しいときは、ママがモノを隠して、それを子どもが探すゲームにしてもいいですね。


【絵本の読み聞かせも立派な親子遊び】
絵本の読み聞かせが大好きな子どもは多いですよね。読み聞かせは寝る前と決めている家庭もありますが、先生によれば、読み聞かせは『親子のコミュニケーションをとる最強の遊び』とのこと。
5分もあればOKなので、ママの負担も少なく、ちょっとした隙間時間にできます。
読み終わった後、子どもと「お話に誰が出てきた?」「あそこの場面が面白かったね」と本の内容を話し合うと、さらに子どもの理解が深まります。
少しずつ続けていると、子どもと本の感想がシェアでき、お互い好きな本を持ち寄って読書会が開けるようになりますよ。

「ママと遊んでもつまらない」と言われて…先生と考えた親子遊び3つ


先生と考えた遊びを実践!子どもの反応は



これら3つの遊びを子どもと実践してみました。すると今までになかった反応が!
子どもがそれまでよりもたくさんおしゃべりしてくれるようになったのです。幼稚園でのこと、自分の好きなこと、時には悲しいと感じたことなども。
寝る時間になっても話が止まらないほど、自分の話をするようになりました。
おかげで、子どもの考えていることがわかり、それが子育てで役に立っています。
さらに、子どもが「ママと遊ぶと面白い!またやりたい」と言ってよく笑うようになりました。
また、私自身に余裕や時間のないときは子どもに事情を話すようにしました。そのときはムリに遊ばずに、あとから別に子どもとの時間を作りました。すると今までのような罪悪感がなくなり、気持ちに余裕が持てるようになりました。

今回紹介したのは、わが子が気に入って継続している遊びです。いろいろ試してみたときには、私が張り切っていても子どもがまったく楽しそうじゃないものもありました。
子どもにムリにやらせると続きません。
子どももママも楽しめることを『遊び』にして、親子の時間を楽しんでいけたらいいなと思います。

<文・写真:ライターミッキー>

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