正月太り解消ダイエット!成功のために守りたい3か条
この年末年始は外出自粛を意識した分、おいしいものを食べたい!という気持ちになりませんでしたか。油たっぷりジューシーな唐揚げだったり、砂糖たっぷりスイーツだったり…。「食べ過ぎるとよくないな」とわかっていてもおいしいものは別腹だし、おいしいから止められない。
それらを親子で同じように食べると、ママだけが翌日に胃もたれになったりして…それって酵素の問題かも!?
今回は日本美腸協会認定講師・美腸アドバイザーとして「正月太り解消ダイエット!成功のために守りたい3か条」をお話しします。
■守りたい3か条
1.摂りすぎない
2.併せて〇〇を食べる
3.適度に運動
そもそも酵素って?
「体内で一生に作られる酵素の量は限定されている」ということが言われています。一日に生産される体内酵素量も決まっているのです。
酵素とは、特殊なたんぱく質で、細胞内で起こるさまざまな反応を助け、生きていくために必要不可欠なもの。
約37兆個の細胞で構成された人間の身体は、細胞1個あたり、毎分100万回の異なった化学反応をしています。
この化学反応の仲立ちをしてくれているのが酵素です。
酵素は体内酵素と体外酵素に分けられ、体内酵素には、消化酵素と代謝酵素があります。
《体内酵素は2つ》
・消化酵素…食べ物の分解、吸収を行うもので、唾液や胃液や腸液、膵液に混じり分泌されます
・代謝酵素…病気やケガなどの治癒を行うもので、免疫力を高めたり、身体の毒素を排出する働きがあります
その1【摂りすぎない】
まず、食べ物が体内に入ると、消化酵素が使われ、余った体内酵素が代謝酵素となります。つまり、消化に時間のかかる食事ばかりすると、体内の代謝に回せる酵素が少なくなるのです。
お正月の食事に限らず、暴飲暴食は身体に負担をかけてしまうということ。
赤ちゃんと高齢者の酵素量は数100倍の差!
ちなみに、体内酵素の量は、20歳をピークに、年齢を重ねるとともに減少。中年以降に急激に減少します。
生まれたばかりの赤ちゃんと高齢者には数百倍の酵素の差があります。
例えば、同じ焼き肉を3世代で食べたとしましょう。子どもはその日のうちにすっきり、30~40代のママやパパは2、3日胃もたれ、60~70代祖父母は1週間くらい胃の調子が気になるということもあるわけです。
そこで、3か条のひとつ目「過剰にエネルギーの高いものを摂りすぎない」