息子の誕生日は母も一緒に頑張った記念日!母にもごほうびを!
息子の誕生日。
私は毎年必ず、息子が生まれた日のことを思い出します。
出産のごほうびに買っておいたチョコ
分娩のための入院の際、私は無事に出産したら自分へのごほうびにしようと少し高級なチョコを買ってバッグに入れていました。
過ぎていく時間、なかなか生まれない赤ちゃん。頑張る私。
ちょっと投げやりに(笑)ごほうびのはずのチョコをガマンしきれず食べてしまった私ですが…。
息子がくれたチョコはやさしい思い出の味に
無事に出産したら食べようと思っていたチョコをフライングして食べてしまった私。
でも、そのおかげでちょっと気持ちが落ち着いたのか、その後はどんどんお産が進んだのを覚えています。
そしてこの日、息子はバースデーケーキの上にのっていた「おたんじょうびおめでとう」と書かれた特別なチョコをひとくち、私にわけてくれました。それはあの日の高級なチョコにも負けない、とても甘くてやさしい思い出のチョコになりました。
わが子の誕生日=母の頑張った記念日!
みなさんもわが子の生まれた日のことは、いつまでも色あせることなく思い出されることと思います。
わが子が生まれてきてくれたことに感謝するのはもちろんですが、母も「こんなに頑張ってたんだよ!」と、たまには認めてもらいたくなるのは私だけでしょうか(笑)。
私が出産のときのことを話すと、息子はとても興味深そうに聞いてくれました。
そして、「お母さんが大変だったならきっとぼくも大変だったんだろうな。生まれてくるのってみんなきっと大変なんだろうな」「ぼくの友達にもお母さんがいて、みんなお母さんから頑張って生まれてきたんだなぁ」と自分だけではなく他の人の生まれた日のことまで想像力をふくらませて。私がふと言葉にした息子の生まれたときの話から、会話が広がり、いろいろなことに気づかされる誕生日となりました。
きっとこれからもずっと、わが子の誕生日には毎年、出産したあの日のことを思い出すでしょう。
一年に一度のわが子の誕生日は、ぜひ頑張っている母の記念日にもしてほしいなと思う私です。