冬にも大発生!?アタマジラミに感染したらどうしたらいいの?
アタマジラミ除去専用櫛ってどんなもの?
アタマジラミ除去専用櫛は、一列に並んだ歯と歯の間隔がとても細かいステンレス製の櫛で、薬品など一切使わずに髪にへばりついた小さな卵も除去できる専用の櫛です。プラスチック製のものもありますが、丈夫さと目の細かさから、おすすめはステンレス製のもの。
薬局などで取り扱っているところもありますが、私はインターネット通信販売で手に入れました。「アタマジラミクシ」「シラミ除去クシ」などで検索するとたくさん出てきます。
価格は1000円~3000円程度で、2種類購入して試したところ、1000円前後のものはステンレス製の歯がまっすぐなのに対し、2500円の特許を取った日本正規品では歯がスクリュー状になっており、髪を梳くだけで卵を除去できることもウリでした。
櫛にしてはなかなか高額ですが、一度買ってしまえば定期的にアタマジラミがいないかチェックするのにも大変役立ちます。
それ以外に使用をおすすめしたいのが、ストレートのヘアアイロンです。
専用櫛とヘアアイロンの使用法
まず、バスルーム以外で櫛を使う場合はカットケープをつけましょう。
櫛で丁寧に梳いて卵を除去します。
そのあとはシャンプーの代わりに、ヘアアイロンを当てます。アタマジラミは(卵も)熱に弱く、高熱、もしくは60度以上の熱に5分以上さらされると死滅します。ヘアアイロンを櫛と同様に隙間なく丁寧に当てていきます(多少髪は傷んでしまう覚悟でしたが、子どもの髪はそこまで傷みませんでした)。
ヘアアイロンであれば、110~140度という高熱になるので、取れにくい卵もすぐに茶色くなり、短時間で死滅させることに成功しました。ヘアアイロンの使用中はやけどにはくれぐれもご注意ください。
プラスして苦手でないならティーツリーの精油をキャリアオイルに混ぜて、髪全体をオイルマッサージするのもアタマジラミの活動抑制になるそうです。虫よけと髪の保護を期待して、除去中は寝る前にトリートメント代わりに使ってみました。
もちろん、肌が弱くなければ、除去シャンプーで成虫・幼虫を駆除しつつ、専用櫛で卵を駆除していくのが一番お手軽です。専用櫛で、隙間なく丁寧にいろいろな方向に髪全体を何度も梳くだけで、成虫や幼虫、そして卵がしっかり取れます。しかし、成虫・幼虫は動くので、シャンプーも併用するとよいようです。
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