子育て情報『誰の役にも立てていない…落ち込みながら見上げた空とママ友の言葉』

誰の役にも立てていない…落ち込みながら見上げた空とママ友の言葉

新型コロナウイルスの影響により幼稚園や保育園、学校などが一斉休校になった2020年3月から丸1年が過ぎました。
コロナ禍のあまり人に会えない時間は、数年前、息子が年長の頃の記憶にちょっとだけつながるところがあります。

ママ友の投稿に「いいね」しないと不安…

その頃私は、頻繁に更新されるママ友のSNSにいいねやコメントをしないといけないと常に気にしていて、朝でも夜でも時間を問わずチェックしていました。
ある春の日、ママ友のSNSに娘の友達が楽しそうに遊んでいる写真がアップされました。

目次

・ママ友の投稿に「いいね」しないと不安…
・何もかもうまくいかない…気持ちが落ち込む私
・きっと誰かの役に立っている!
・私の心をふっと軽くしてくれたママ友のように


誰の役にも立てていない…落ち込みながら見上げた空とママ友の言葉

何もかもうまくいかない…気持ちが落ち込む私

息子は幼稚園の4年保育に入園してから、風邪をひいては熱を出し、熱性けいれんも数回起こしていました。体温が37.5度を超えると熱性けいれん予防の坐薬を使用するように医師に言われているので、私はいつも気が張っている状態でした。
息子の身体を考えて、夜はしっかり睡眠をとらせて、食事も3食きちんと食べさせています。体力がつくことを期待してスイミングスクールにも通い始めました。
いろいろ考えて頑張っているつもりなのに、息子の体調はよくならない。そしていつも息子の体調に合わせてばかりで、娘が好きな時に好きなだけ公園で遊ばせてあげることもできない…。
自分はこの世界の誰の役にも立てていないような気がして、気持ちは落ち込むばかりです。
誰の役にも立てていない…落ち込みながら見上げた空とママ友の言葉


きっと誰かの役に立っている!

私は今もあの電線の下を通ると、あの日のように送電線の点検をしている人を探します。
そして空を見上げながら、私はあの日思ったような「誰か」になれているといいなと思うのです。

私の心をふっと軽くしてくれたママ友のように

コロナ禍の今、外出もままならず親子ともにストレスがたまりやすくなっています。家事や育児の負担は減らないし、日常生活は単調な繰り返しが多く、このままでいいの?と、もっと何かしないといけないような焦りもあります。
でも、わが子達にとって、私が隣にいることは何より一番落ち着くこと。私はこの子達の役に立っているんだと感じます。
誰かに何か言われたらどうしよう、どんな反応されるかちょっと怖いな…と思う私はSNSをなかなか更新できません。でも、あの日「好き」と言って私の心をふっと軽くしてくれたママ友のように、誰かの心を軽くするお手伝いができるかもしれない。コロナ禍の今は苦手だったSNSと前向きにかかわってみようかなと思う今日この頃です。
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