子育て情報『怒ると逆効果?!どうしたらいい?「謝れない」ときの対応』

2016年7月28日 19:00

怒ると逆効果?!どうしたらいい?「謝れない」ときの対応

私「そうだよね。それって、いちいちすごく考えて言ってる?」

息子「そんなことないよ。だって挨拶だもん。いちいち考えなくても自然に出てくるよ。」

私「そうだよね。朝起きて会った人に、

『今日はお空がとってもきれいな青色ですね。昨日の夜から今日は晴れるんじゃないかな~と思っていたんですよ。雲1つなくて本当に気持ちがいいし、予想通りで嬉しいです~!そんなこんなで、おはようございます!』

なんて、言わないよね。」

息子「言わない、言わな~い(笑)」

私「プレゼントをもらったときに、『ありがとう』って言うのも、そんなに深く考えないよね。

『私、実は前からこれが欲しいと思っていたんです!でも本当に欲しかったのは別の色なんですけど、まあこの色でも貰えるなら嬉しいなぁと思っています!ありがとう!』

なんて、言わないよね~!!」

息子「言わない、言わな~い(笑)」

私「ママはね、『ごめんなさい』も『おはよう』とか『ありがとう』と同じだと思うの。」

息子「えっ!?『ごめんなさい』も同じ!?」

私「うん。
君は謝るときにいろいろと言い訳したり泣き喚いたりするでしょ?

でも、いい朝だね!を共有する『おはよう』とか、嬉しい!を伝える『ありがとう』と同じように、『ごめんなさい』は、『悪かったと思っています』を伝えるための挨拶みたいな言葉だと思うの。

その言葉をまず伝えれば、相手に『悪いと思ってる』って一瞬で伝わるから、そのあとの話がしやすいと思うの。」

息子「う~ん、確かに一瞬で伝わるけど、でも自分だけが悪い訳じゃない時はどうすればいいの?」

私「だいたいの場合はケンカ両成敗といって、どっちも悪いんだよ。本当は自分相手もここがダメだったな~ってわかってると思うのね。

そんな時に『私も悪かったって思ってるよ』が相手に伝われば、相手もこっちの言い分を聞きやすくなると思うの。

こっちも悪かったって伝えずに、相手の悪いところだけを伝えたら、ケンカはますます大きくなるし、大人は『この子は分かっていない、反省もしていない』って思うんだ。」

息子「そうかぁ。挨拶みたいに簡単に気持ちを伝える言葉だと思えばいいのか・・・」

私「そうそう。ママも声をかけるから、今度からそれを試してみようよ。『ごめんね』は負けを認める言葉じゃないよ。


私も悪かった、でもあなたのココが嫌だった。

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