2016年7月21日 14:00
現役高校生が語る!3年半の不登校が僕をエンジニアにしてくれた
吉開さん: そうですね。そういう点でいうと、僕は不登校という環境を選べてよかったと思っています。
自分のやりたいことを自分に合ったペースで探求できたのは、不登校になったおかげだとおもっています。もし学校にそのまま通っていたらエンジニアも目指してなかったかもしれませんね。
編集部: お父様からのサポートや、ひとりで勉強できる環境…いろいろなことが重なってエンジニアとしての道につながっていったんですね。
吉開さん: はい、その中でも父のサポートは大きかったですね。
学校にいかなくても自分なりの道がみつけられたのは、僕がプログラミングだけに集中して取り組めるように環境を整えてくれたおかげだと思います。
自分にぴったりの高校に出会い、学校に通いながらエンジニアの道へ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248008023
編集部: そのあと高校に進学されましたよね。
高校へ行こうと思ったのはいつごろからなのでしょうか?
吉開さん: 実は、高校に行く年齢になっても、まだ学校には行きたくない気持ちの方が強くて1年ほどのんびりしていました。
だから僕、みんなより1年遅れて高校に入学してるんです。そのときは行きたいと思える高校がなかったんですよね。
編集部: という事は、逆に言うと今の高校は吉開さん自身が「行きたい!」と思えた…?
吉開さん: はい。行くならこの学校しかない!と思ってすぐ願書を出しました。正直、この高校に入学してから人生が変わりましたね。
今通っている学校は、「プログラミングの授業が必修」という謳い文句に惹かれて入学を決めました。それに、通信制高校なので自由に使える時間が多いんですよ。
学校側も、外で自由に活動することを推奨していました。
編集部: 自分のやりたいことにマッチした学びができるというのは、素敵ですね。
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吉開さん: うちの高校は面白い人が多くて、企業でインターンしている人、エンジニアとして働いている人や学生団体をたちあげる人…いろいろな人がいますよ。
高校に入ってから活動的な人たちと交流することも増えていって、そこからどんどん外でやっているイベントに顔を出すようになりました。
いま働いている会社に出会ったのも、この時期に参加したイベントがきっかけだったので、高校に入ったことは大きな転機だったなぁと思います。