息子がADHDと知る前あまりの態度にキレた私は、あろう事か…
ADHDと診断される前、息子の行動を叱る日々だったが…
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これは息子がまだ発達障害の診断を受ける前、小学校2年生か3年生くらいのときのお話です。
注意するとすぐに反抗してくる子を「ワガママな子」だと思い込み、甘やかさないように注意して接していました。
ある日、息子があまりにも言うことをきかないので、ついついブチッと来てしまい、「ちび捨て山に捨てるから!」と外にある神社に連れ出してしまいました。
あんなに口答えしていた息子が必死になって見せた底力
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捨てられる!と思うと猛ダッシュして親に追いつく息子の足は、大人の走りと同じくらい速かったのです。
息子は運動が苦手で、普段は体育の授業はまともに受けないような子です。
そんな息子が私をブチ抜く姿を見て驚き、真剣に走る姿がいい感じで
「コイツやるな!」と後から笑いがこみ上げてきました。
この速さを運動会で出したらきっと一等賞間違いない!本当は運動が苦手じゃないのでは?と思ったのでした。
小学校6年間は体育が苦手科目でしたが、中学ではそれ程でもなく、体を上手く動かせるまでに人より時間が必要だっただけなのかもしれません。
あの時の私が気づけなかった、育児のコツ。
このときの私の行動を振り返ると、子どもを捨てる行為は脅しですから一番やってはいけないことですから、反省しています。
私は家を出ていって近所を軽く一周してクールダウンすればよかったのかもしれません。
あまりの育児のしんどさに、この子を捨てたい、母親やめたいと思うことも、正直何度もありました。
今となっては、当時何に怒っていたのか思い出せませんが、一度離れれば冷静になれるという育児のコツに、このときはなかなか気が付くことができませんでした。
ちび捨て山の帰り道に仲直りしたことは、今では親子で笑える思い出話です。
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