アスペルガーの娘は「ほめると怒る」一体どうすればいいの?
言語IQは150。アスペルガー症候群で、常に頭の中はフル回転。
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娘は、言語能力が突出しているアスペルガーです。
言語IQは150を超えており、頭の中は常にフル回転状態なので、休む暇なくいつも話し続けています。良くも悪くも娘の大きな個性の一つとなっています。
そんな娘は、自己肯定感が低く自分を否定しがち。誰かが自分のことを話していると「否定されてる…」と感じてしまうのです。
自分に以外の話題は、まさにアスペルガーの特性通り「言葉通りに受け取り、意図が読めない」のに、自分に関することとなると、反応が全く異なるのでした。
否定的な考え方は、昔の私に似ていた。他人のアドバイスを上手に受け取れない時がある
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娘は、
「いい笑顔だね!いつもそんな風に笑ってるとステキだよ!」と褒められると、
「どうせ私はいつもちゃんと笑えていないから。いつもの私はダメってことでしょ!」と怒ります。
「すごく上手にできたね!」と褒めらると、
「いつもいつも失敗して、たまたま上手く行っただけ!頑張ってもなかなか上手く行かない私なんて全然ダメ!」と泣きながら訴えます。
そんな娘を見ていて、ふと、私自身も長年同じような思考のパターンだった事を思い出しました。
昔の私は、そもそも「アドバイスされる」という事がとても苦手。
自分から「どうすればいいと思う?」と相談した場合はアドバイスを素直に聞けるのですが、相談をしているわけでもないのにアドバイスされると、その内容よりも「今のままではお前はダメだ」と否定されているという風に捉え、そこのみを強烈に受け取っていたのです。
「適当に受け流せばいいじゃない」と言われることもありましたが、一度入ったマイナス要素は頭の中で何度もリピート再生されるため、「受け流す」ということもできないのです。
私を知っている人が、私を否定的に見ている。
その事実に猛烈に怒りを感じるとともに、傷つき、とどまることのない思考の中で深く深く自己否定に紐づけてしまう。
私はこの思考のパターンにずいぶん長く苦しんできました。