子育て情報『「娘は自閉症かもしれない」と打ち明けたとき、母の反応は…』

「娘は自閉症かもしれない」と打ち明けたとき、母の反応は…


「娘は自閉症かも」と母に打ち明けた日

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娘が発達障害かもしれないということは、1番身近な存在である義両親にはすぐに話していました。

実の母は住んでいる場所も遠くて、ほとんど会うことはありません。
それでも話さなくちゃと思い、私はSNSを使って報告することに決めました。

「発達相談にも行ってきたんだけど、娘は自閉症かもしれない……」
そう送るとすぐに返事が返ってきました。



「大丈夫」と言われるのがつらかったあの頃

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「1人目だからそんな風に思うんじゃないの?ずっと2人で一緒にいるからそんな風に考えてしまうのよ」
「そんなこと言ったら皆がストレスを感じてしまうじゃないの」
「3歳まで話さない子なんて沢山いるし、考えすぎ」

母から来たのはそんな返信内容でした。

その時の私は娘に障害があるかもしれないことを否定されることにうんざりしていました。
保健師や心理士、誰に話しても「大丈夫、大丈夫」と言われていたからです。

私は娘がただ話せないだけならきっとこんな風に疑ったりしなかったと思います。
話せないだけじゃなくて、言葉自体が通じないことや指差しだってしないのに……
大丈夫って、一体何が大丈夫なの?

自閉症の特性などを話しても母は聞く耳を持ちませんでした。

でも母は、自分の知らないことや分からないことはすぐに調べる性格です。今思えば、あの時もきっとすぐにパソコンを使って検索していたのだと思います。


診断結果を母に連絡。
返ってきたのは意外な反応だった

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「診断がおりたよ。やっぱり自閉症だって」
母に連絡するとまたすぐに返信が届きました。

「そうなんだ。普通に生まれてきても虐待を受けたりして殺されてしまう子だっているでしょう。障害があっても娘は娘だよ。生まれてきたことには何か意味があるんだから」

最初は娘の発達の遅れを認めようとしなかった母でしたが、診断を機に娘に障害があることを受け入れてくれました。そういえば、私が娘の自閉症を疑う前に母と電話したとき、母はこんなことを言ってきました。

「その歳になってもまだ一言も喋らないって、義両親は何も言ってこないの?」

信じたくなかっただけで、本当は母が1番最初に娘に違和感を感じていたのかもしれません。

滅多に会うことはないけど、娘のことを少しでも分かってくれる、それだけで充分だと思いました。

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