2016年9月1日 15:00
知的障害を描くおススメ映画6選!涙の感動作からコメディー映画までご紹介します!
おススメ映画②『チャンス』
出典 : https://www.amazon.co.jp/dp/B00DJBZKAC
1979年に公開された後も色あせずに愛され続ける作品『チャンス』。原題『Being There』の名を知っている方もいるかもしれません。
屋敷の庭師として働く知的障害の男チャンスは、屋敷の主人が亡くなったことをきっかけに屋敷を立ち退かなくてはいけなくなります。屋敷の外の世界を全く知らないチャンスが、出会った人のふとした勘違いから大統領候補にまで祭り上げられて行く様子が描かれるコメディー映画です。
屋敷の外のことを知らないばかりか、読み書きすらできない知的障害のチャンス。
そんな彼がどうして大統領候補にまでなったのでしょう。
周りの人の心を動かし、次々と穏やかな気持ちにさせていくチャンスの自然体な姿に注目です。
チャンス役のピーター・セラーズは、本当によい顔をしている。
自然にふるまうだけで周りの人々が皆よい方に誤解してくれ、支援してくれ、大統領候補にまで推薦してもらえる。人から信頼され受け入れられるとは、どのようなことなのか、コメディーにとどまらず、人生哲学を考えさせる映画でもある。大いに元気をもらった。
http://goo.gl/xtfpWN
ものごこころついた頃から、邸宅の庭の手入れをしていた自称「庭師」のチャンス。特殊な環境で生活してきたため、一般の人間が持ってしまう物欲・社会での出世などを持たない純真なチャンスに、政界の重鎮・大統領を始めいろいろな人間が、彼の庭の手入れの話を自分の立場に当てはめて、すばらしい含蓄のある話であると誤解する。このエピソードは、一見誤解のように思えるが、物事の考えに行き詰まったときに、「純真に物事を考えるように」と、事態解決法の核心を諭しているように思える。私もチャンスの考え方には、全ての物事に通じる「simple is best」の精神を諭されたように感じた。
http://goo.gl/4bh1pP
監督:ハル・アシュビー
出演:ピーター・セラーズ,シャーリー・マクレーン,メルヴィン・ダグラス
(1979年・アメリカ)
DVD参考価格:¥927
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チャンス 30周年記念版 [DVD](Amazon)
おススメ映画③『ギルバート・グレイプ』
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1993年のアメリカ映画『ギルバート・グレイプ』。