小3の息子、些細なことで友達を突き飛ばす…攻撃的な自分に息子本人も困っていた
このカード、クラスメートにわかってもらうという点で、1番効果を発揮したかもしれません。しばらくすると、自然にカードを使わなくてもよくなりました。
他に、「おはようございますカード(お日様のイラスト)」や「しずかにしてくださいカード(唇のイラスト)」なども一緒にリングで束ねておきました。
このカードのおかげで、みんなとちょっとずつ、打ち解けることができました。
それでも無くならない攻撃性。クラスメイトに親しみを持つには、どうしたらいいのだろう…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044009080
カードを使ったコミュニケーションにより、少しずつ落ち着く一方で、特定の子にだけ、攻撃性が残るようになりました。
どうしても相性の合わない子がいるようでした。逆に言えば、波長の合う子には、あまり攻撃性がみられません。
となれば、「親しみを抱くこと」も、他害行動を防ぐ1つの方法になると考えました。
そこで考えたのが…
●長男と取り組んだこと:
知らない子に囲まれるのが苦手なので、クラスメートの名前の一覧表を見ながら「マラソン大会で1位だった子だね」と、できるだけ具体的にイメージする練習
●先生に伝えたこと:
給食当番のペア組みや席替え時への、可能な範囲での配慮のお願い
●保護者の集まる席で伝えたこと:
子どもの発達にデコボコがあること、家庭で取組んでいること、何か困ったことがあれば、問題が小さいうちに先生を通じて連絡してほしいこと
この3つを試してみました。
手が出ることがなくなった長男。それでも苦手な学校に、少しでも慣れていくために
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021165
入学当初は、長男から片時も目を離せない状態でしたが、手探りでいろんな方法を試すうちに、次第に落ち着いてきました。もちろん「学校に慣れた」ことも大きかったと思います。
相性の良くない子との間柄について、長男は「冷えきってる」と言いつつも、手を出すことはなくなりました。
また、ちょっとしたトラブルもスルーできるようになってきました。ただ小3になった今でも、しばしば「今日は学校に行ったら、しんどくなって誰かをたたいてしまうかもしれへん。