自閉症児は「死」をどう受け止めるのか。祖父の死を経験した息子は
でも、いつも通っているプールでコーチから「お祖父様、亡くなったんだね」とお悔やみを言われたときには、「大変なことが起こった」と答えていたらしいです。彼にとっての「祖父の死」というのは、そんな感じ方だったのです。
私たちから見たらそっけない態度ですが、心の中ではきっと色んなことを感じていたのだろうと思います。
私の葬儀のとき、息子はどんな態度をするのでしょうか?順番的には私が先に死ぬのですから、いつかその時はやってきます。
その後、一体誰が息子を支え育ててくれるのだろうか。そんなことを思うと、とても暗い気持ちになってしまいます。
生きている間にこうして息子にできるだけ多くの体験をさせ、社会との関わりを増やしていく。母である私ができることは、それぐらいしかないのかもしれません。
出典 : https://goo.gl/PDPmHj
我が子を被害者や加害者にしないために… 自分の体の大切さを伝え続けたい【ゆるっと性教育 Vol.9】