「1番がいい!」と子どもが泣くのは、なぜ?よくある3つの理由
「1番じゃなきゃヤダ!!」一体何が原因?
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ゲームや競争で負けて、悔しい思いをすることは、誰にでもあると思います。
しかし、勝敗や順位にこだわり、1番でなければ泣いて大騒ぎする子どももいます。中には1番になりたくてズルをしたり、1番になれないとわかると、ゲームや競争への参加を、拒否したりする子どももいます。
なぜここまで、子ども達は1番にこだわるのでしょうか?
頑張って2番や3番を取れても、「どうしても1番じゃなきゃヤダ!!」となってしまうのには、理由があります。
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幼児~小学校低学年で「1番病」があるお子さんは、数を扱う認知能力が、充分発達していない場合が多いです。
例えば4人でゲームを遊んでいて、2番だったときに、「4人の中で2番は『半分より上』だから、どちらかといえば優れた成績だ」ということが理解できないことがあります。
そのため、わかりやすい1番に常にこだわってしまう、と考えられます。
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競争やゲームが始まる前から、不安な気持ちで参加し、1番になれなかったことがきっかけで、その気持ちが爆発してしまうことがあります。
この場合、原因は1番になれなかったというよりも、不安なまま参加してしまったことが大きいです。
例えば、よく知らない人たちに混じって、今までやったこともないような、競技やゲームに参加させられたら、お子さんは先の見通しがつかず、強い不安を持つことになります。
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他者への関心が薄く、1人で過ごすことが多いお子さんの場合、そもそも他の子と競争や勝負をする経験が少なく、勝ったり負けたりすることに慣れていないことがあります。
また、過去にお子さんがトラブルを起こしたのを見て、親御さんが「ウチの子には勝負事をさせない」