子育て情報『夜尿症とは?おねしょとは違うの?発達障害との関係は?原因や対処法、治療について紹介します』

夜尿症とは?おねしょとは違うの?発達障害との関係は?原因や対処法、治療について紹介します


夜尿症とは

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038010868

夜尿症とは、5~6歳を過ぎた(あるいは精神年齢がそれと同等の発達水準の)子どものおねしょのことです。有病率は、5歳児で約5~10%、10歳児で約3~5%と、珍しい疾患ではありません。

また、成長していくなかで自然となくなっていく場合もあります。目安として、小学校入学時に夜尿の頻度が週1~2回だったら、自然となくなっていく可能性は大きいと言われています。

アメリカ精神医学会のDSM-5(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では、遺尿症という疾患のうちの1つとして、以下のように診断基準を定めています。

A.不随意的であろうと意図的であろうと、ベッドまたは衣服の中への反復性の排尿
B.その行動は臨床的に意味のあるものであり、週に2回以上の頻度で少なくとも連続して3カ月間起こり、または、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、学業的(職業的)、または他の重要な領域における機能の障害が存在することによって明らかとなる
C.歴年齢は少なくとも5歳(または、それと同等の発達水準)である
D.その行動は物質(例:利尿薬、抗精神病薬)または他の医学的疾患(例:糖尿病、二分脊椎、けいれん疾患)の生理学的作用によるものではない

夜間のみ:夜間睡眠週のみに排尿がある
昼間のみ:覚醒時間中に排尿がある
夜間および昼間:上記2つの下位分類の組み合わせ

http://goo.gl/sO6asJ
遺尿症には、夜間に生じる場合でけだはなく、昼間に生じる場合もあります。この記事では、夜間の睡眠中に生じる夜尿症について紹介していきます。


http://ja-kyoei-hospital.jp/asp/newsitem.asp?nw_id=706
小児科 夜尿症について|阿南共栄病院


夜尿症のタイプと原因

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夜尿症の原因として、主に以下の2つがあります。

■夜間の尿量が多い(多尿型)
夜間の尿量が多い要因として抗利尿ホルモンの不足があげられます。抗利尿ホルモンは尿量を調整するホルモンで、分泌リズムは成長とともに落ち着いていきます。

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