2016年9月28日 11:00
やりたい放題に見えるけど…自閉症の娘を変えた「模倣」という自宅療育
娘の好きな粘土遊びで「これできる?」といろいろな形を作らせてみたり、画用紙を半分に折り片方を親が簡単な絵を描いて、もう片方に同じ絵を描かせたり、ぽぽちゃん人形の洗濯セットで模擬洗濯したり…。
こうして難しかった2工程の模倣も、遊びが加わったことで、時間はかかりましたができるようになりました。
模倣から広がる、様々なスキルの獲得。さらなる自立を目指して
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007950
現在娘は小6、おじいちゃんから習字を教わっています。その他にも、1人で水泳やスキー、スケートができるようになりました。
でも、初めからそうだったわけではありません。そもそも、ここまでいろいろなことができるようになるなんて、当時は想像もできませんでした。
模倣は、教えるコツさえつかめば、いろいろな場面で応用が利くようになります。
例えばスポーツ。家族で初めてスキーに行った時、模倣の要領で簡単に教えることができました。その他のスポーツも同様です。
また、掃除、洗濯物をたたむ、食事の準備など、自立に役立つスキルを身につけてほしいときも、「見て真似る」スキルが身についていれば、スムーズに教えることができます。
模倣ができるようになることで、子どもの成長も家族の生活の質も、向上していくのではないでしょうか。
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