「大人なんだから…」では解消しない!発達障害の子どもに負けず劣らず、凸凹な夫
なんて思いました(笑)
私の母も、その様子を目の当たりにして「だから細かく伝えるんだ」と納得したようでした。
夫は、2つ、3つの話題があると、最後の方のキーワードが頭に残り、最初の内容を忘れてしまうようでした。
それ以来、夫に何か頼む時は細かく細かく念を押して伝えるだけでなく、
・1つの作業が終わってから次を依頼。2つ一緒には依頼しない
・できるだけメモに書いて依頼する
という工夫をするようになりました。
「大人なんだから、考えれば分かるはず」という思いこみ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001936
どうしてこんなことが起きるのか考えてみました。
私は、何か言葉を聞いたり言ったりするとき、頭の中には映像や画像が思い浮かびます。
病院から出て道を歩き、地下街の入り口から地下街、そしてお店の中の様子、陳列の様子などが、ストップしたり、数倍速になったりしながら浮かびます。
ですが、夫の場合はどうなのかを尋ねてみると、どうやら映像は浮かばず「言われたままを変換もなく記憶する」という感じのようです。
私には夫のやり方はできませんし、想像することすら難しいです。
言葉から何を思い浮かべるかは、人によって想像を超えるほどに違うものだということが分かりました。
この違いがあるため、私には夫の間違いが信じられなかったのだと思います。
普段、子どもだけでなく夫婦や家族でこういったすれ違いをしてしまう方も多いのではないでしょうか?
「大人なんだから…」「考えればわかる」
とついつい思ってしまうものですが、この出来事のおかげで「自分はこの伝え方で分かるから、他の人にも伝わるはずだ」という自分の思い込みに、気付くことができました。
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