100円グッズですぐできる!子どもが時間や曜日を学ぶコツ
「きょう」「あした」と書いた紙をそれぞれ貼りつけました。
例えば、今日が月曜日なら「きょう」の磁石を月曜日のところにくっつけて、日曜日のところには「きのう」をくっつけます。火曜日のところには「あした」をくっつけます。
次の朝に娘と、「朝が来たから今日は○曜日になったね、昨日は×曜日だったね」などと、一緒に曜日1つ分、3個の磁石を移動させました。
このように、目で見て確認ができない日付や曜日の概念も、文字や道具を使うことで「曜日は毎日変わっていくもの」だと理解していったようです。
時間を教えるには、大好きな予定と組み合わせて!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10186007770
曜日や朝晩の理解ができた後は、時間の理解です。これも頭を悩ます問題です。
小学生にもなっていない娘にいきなり、時間の概念(1時間が60分だということや、分刻みで時間が経過することなど)を教えるのは無理でした。
このため、○時○分などの細かい時間は教えませんでしたが、おおまかな時間(○時)を教えるのは必要だと考えました。
まず、身近なところからと考えていたのですが…そうだ、おやつの時間だ!と思い付きました。
毎日、「午後3時はおやつの時間」と決め、「3時になったらおやつだよ」と娘に伝えたのです。
これも根気よく伝えるようにしたところ、そのうち自分から時間が来たら時計を見せ「3時になったね、おやつだよ」と言うようになりました。
こうして娘は、時計の針の位置で「3時」を理解することができるようになりました。
時間通りに準備をしなければならないのは大変ですが、朝ごはんや昼ごはんなどそれに関連した行動と合わせて教えるのが、時間を理解するには早いような気がします。
目で見て理解しやすい子なら、それを活用しない手はない!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10131001927
発達に遅れのあるお子さんの場合は、これらの方法を実践しても、もしかしたらすぐに理解できないかもしれませんし、何年もかかるかもしれません。
また、こだわりなどの特性があるお子さんの場合には、例外や急な予定の変更が苦手で、曖昧さを理解するのに一苦労するかもしれませんね。