息子が通い続けた「通級」が変わる?突然の宣告に、行政とかけあった話
最初は「先生たちにもっと研修を受けてもらおう!」「先生たちがどのぐらい発達障害のことを理解しているかアンケートを取ろう」など…親の要求が前面に出ていた私たち。
地元の市議会議員へ相談を持ちかけたところ、以下のようなアドバイスを頂きました。
「要求をただ出すだけでは、今までのように『無理だから』ではねのけられる可能性が高いです。
それよりは、『今までの通級学級の指導で、子どもがどんなふうに成長したか、親はどんなことに感謝しているか』を伝えたほうが良いでしょう。
行政は、成果があがっていることは切り捨てにくいものですから。」
この市議会議員の方には、親身に相談にのって頂き、教育支援課の課長さんと直接お話できる機会も、セッティングして下さいました。
教育支援課との話し合いの場では、上記アドバイスで出た意見と合わせ、
●今まで通り、特性に応じた必要な指導・支援が受けられるように
●教員・支援員の増員
●在籍校の全教員と児童保護者が発達障害について理解を深める機会を設けてほしい
●学習支援員の増員と研修制度の充実を
●各校の教室環境を、発達障害の子どもたちが安心して学べる環境に整えてほしい
そして、「計画実施の前に、具体的な計画を行政から保護者に説明する機会を設け、保護者の意見をプランに取り入れてほしい」とお願いしました。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132009609
要望書を出してから、約半年後。
私たちの希望を受け入れていただき、行政による説明会が、各通級学級で行われることになりました。
今までほとんど、今後の指導のイメージがわからず不安だった多くの保護者に、きちんと説明の場が用意されたことは、とても大きかったと思います。
しかし、その他の要望書の内容については、
「都で方針を決めていることなので、市としては変えることができない」
「できることは努力していく」
「詳しい指導内容についてはまだ検討中です」
ということで、保護者の不安を払拭できる内容では、とてもありませんでした。
教育支援課からの電話で知ったのは、要望が通ったことだけじゃなかった
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367006164
それから数週間たったある日。