2016年10月12日 16:00
障害児の父親が抱えているストレス。家族を支えるために利用したい「父親の会」とは?
主な活動内容は、子どもとのデイキャンプや1泊の野外キャンプなどです。加えて年2回の会合があり、イベントの詳細を決定します。「年2回の会合」って、それ飲み会でしょう?と思われる方もいるかもしれませんね(笑)
確かに飲み会です。
でもこの飲み会には、意外と重要な意味があるのだと、後から気付きました。
わかりあえる人同士だからこそ、言える本音
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367007638
私たち父親が職場の上司や同僚に、子どもの障害について話すことは、とても勇気がいると思います。
少なくとも、私は大変勇気が要りました。
障害児の父親というのは(母親もそうかもしれませんが)、「仕事」と「子どもの障害」という2つのストレスを抱えています。
仕事については、同僚と話す機会もあるかもしれません。しかし、子どもの障害のことは、誰かに話したくても話す機会が無いのが現実です。
こんな時、父親の会では、普段からなかなか言えない本音も、わかる人同士だからこそ、話しやすいのです。また、全てを話さなくても、周りはみんな察しがつくので、言葉にしにくい気持ちもわかってもらえ、心がラクになります。
このことは父親の会に参加している全員が、実感していることです。
貴重な情報が得られることも
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736004576
私たちの会ではその他に、地域情報や障害の知識などについて、メールリストで意見交換することがあります。これは、地域情報をずっと探していた私にとっては、大変ありがたく有益な情報交換の場でした。
もしかしたら、他の地域ではもっと活動的な父親の会も、あるかもしれません。私たちの会でも、「勉強会を企画したらどうか?」という意見が出たこともありました。
しかし、企画から準備まで自分たちでやるため、仕事との掛け持ちが大変なので「できる範囲でやっていこう」ということに留まっています。
活動範囲については、会によってそれぞれ特色があると思うので、事前にいろいろ調べてみることをお勧めします。
何でも話せる場が必要なのは、母親だけじゃない
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父親の会というのは、情報交換以外にも、お父さんたちの普段言えない本音をさらけだす場としては、最適です。