子育て情報『あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志』

あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志


三国志が好きすぎて、武将たちが凸凹仲間に見えてきた!

あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10568003748

こんにちは、アスペルガー症候群(ASD)と注意欠陥障害(ADD)でフリーライターの鈴木希望です。普段『発達ナビ』さんでは、自分と同じくASDとADDを持つ息子の親として、また発達障害当事者としてのコラムを寄稿しています。

さて、私は友人知人の間で「三国志の人」と呼ばれています。

書店に入ればもちろん三国志コーナーに直行。「そうそう(相槌)」を「曹操(三国志の武将)」と誤変換したことに気付かず原稿を送信してクライアントさんに大笑いされてしまうほどです。半ばノイローゼですね(笑)

知識で言えば初心者レベル。ですが熱量ばかりはそこそこにありまして、少し前には「初心者の視点で三国志について語る」という趣旨のコラムの執筆を始め、以前にも増して意欲的に三国志について学んでおります。

そんなふうに三国志漬けで過ごしておりましたら、「あれ?この人、発達障害っぽいんじゃない?」と感じられる人物が結構いることに気付いたのです。


というわけで、今回はいつもと趣向を変え、『あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凹凸だらけの三国志』と題して、その一部をご紹介いたします!

※以下、『三国志演義』他、歴史小説としての三国志を主に参照しています。ご承知おきください。


素直すぎる最強武将・呂布奉先はADHD!?

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Upload By 鈴木希望

まずは呂布奉先(りょ・ふ・ほうせん、以下呂布)。羅貫中(ら・かんちゅう)の小説『三国志演義』では序盤に登場し、最強の武人と謳われる人物です。
1日に千里を駆けるという名馬・赤兎馬に跨る姿は、「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」と賞賛されました。異民族の血を引く美丈夫だったという説もあり、ドラマなどではイケメン俳優さんが演じる姿も見られます。

戦場では敵なしだったというこの呂布ですが、とにかく気が変わりやすい!

というか、目先の利益にとらわれがち。1度目は前述の赤兎馬欲しさに、2度目は女性関係のトラブルが原因で、あろうことか義父を2人も殺しちゃっています。


あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10685003835

他にも、世話になっていた領主の留守中に領地をのっとったり、かと思えばその相手に和解を申し出たり…。

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