子育て情報『あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志』

2016年10月5日 11:00

あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志

ずるいぞ張飛!

後年には頭脳戦に持ち込むなどの“やればできる子”っぷりも発揮。適応能力の高さもADHD的ですね。


軍神・関羽。お前、アスペだろ!?

あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志の画像

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続いて関羽雲長(かん・う・うんちょう、以下関羽)、張飛と同じく劉備の部下にして義弟。張飛にとっては義兄です。

忠義に厚い武将として知られており、顎に美しいヒゲをたたえた“美髯公”とも呼ばれていました。

元は塩の密売人で、中国式簿記の生みの親とも言われている関羽。文武両道で、特に歴史書『春秋左氏伝』を好み、そのすべてを暗唱できたのだそうです。
私は、そんな関羽をASD認定しています。

規則性を見出しルールを作るのが得意だとか、1つのものをこよなく愛し、暗唱できるまでになってしまう面は、ASDの特性に当てはまりますよね。

あの英雄が自分とそっくり!?発達障害当事者が読む、凸凹だらけの三国志の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10733012283

関羽はやむなく敵将・曹操孟徳(そう・そう・もうとく、以下曹操)に投降、客将になっていた時期があるのです。曹操に気に入られた関羽は厚遇され、さまざまな贈り物を受けるも一切手を付けず。

衣服を贈られたときなどは、主君・劉備からもらった衣服を脱がず、上から身に着けたありさま。それを見た曹操は「関羽は真に義の人」と讃え、劉備を大層羨みました。
しかしASD当事者である私は、「変化が嫌いで慣れない物に不安を抱いたのでは?」「あ、もしかして感覚過敏?曹操からもらった服は肌触りが不快だった?」などと邪推してしまうのです(笑)。

また、戦場で腕に毒矢を受け、取り除くための外科手術に臨んだときには麻酔を拒否、肉を食い酒を飲み碁を打ちながら平然としていたのだとか。


これって豪胆というより感覚鈍麻では!?

余談ですが、我が家の小学1年生ASD息子が保育園児のころ、5針を縫うほどの切り傷を作って流血しているにも関わらず、まったく気付かず遊び回っていたことがありました。あいつ、関羽かな?


超世の傑・曹操に凸凹が!?見える、私には…。

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最後は1番書きたかったような、書きたくなかったような…中原の覇者・曹操孟徳です。劉備のライバル的存在で、『三国志演義』ほか多くの作品では冷徹な悪役とされています。

天才的な軍略家で政治家、そして詩人としても名を残している多才ぶり。

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