2016年11月11日 12:00
「ママ、メンヘラやったん!?」娘に私の障害がバレた!さて、どうする…?
私の障害が娘にバレた!でもちょっと誤解しているようで…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161012149
娘がアスペルガーと診断されたのは小4のとき。その2年後に私も同じアスペルガーと診断されました。不登校でもあった繊細な娘には、ショックが大きいだろうと思い、告知はまだしていません。
私は、自分がアスペルガーの診断を受けた後、張り切ってアスペルガー症候群の関連本を何冊か買い込んできては、部屋に思いっきり放置していました。
それを見つけた娘がビックリした顔で「ママってメンヘラちゃんやったん!?」と詰め寄ってくるではないですか。
私「ちょっと待て。メンヘラちゃんってなに?」
娘「ママ、手首切ったりしてない?大丈夫!?」
どんな斜め上の誤解なんだ(笑)。
娘の解釈に驚きつつも、アスペルガーにそんな印象を持っていたことにショックを受けました。
よく考えてみると、こういう誤解の仕方ってインターネットのサイトを見てる人にありがちなことなんですよね。
そして内心「参ったなぁ、君も一緒なんだよ。こんな誤解してちゃダメだよなぁ」とため息をついたのでした。
そう、娘への告知をのばし延ばしにしているうちに、自分の方が先にバレてしまったのです。
これはどうしたものか…と、けっこう悩みました。
そうだ!私の体験談を娘にシェアしてみよう!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000430
そこでまず私が思いついたのは、「そうだ、私を通してアスペルガーのことを理解してもらおう。そうすればいつか告知したときも自分のことを理解しやすくなるはず」というアイデアでした。
それからというもの、特性がらみの困りごとを、日常会話にさりげなく取り入れるようになりました。
「会社で上司に次々とやることを言われたんだけど、覚えきれなくて困った」
「仕事で話しかけられても、周りがうるさいとその人の声だけじゃなくて全部聞こえるからわからなくなる」
「一緒に買い物行ったとき、目の前にあったものをママは見つけられなかったでしょ?あれも特性なんだよ」
「2つ以上のことを一緒にやろうとすると混乱する」
人間関係の困りごとも話しました。