2016年11月18日 11:00
友達ってどうやって作ればいいの?アスペルガーな私の学生時代
でも、いつもそういうことばかりしていたわけではありません。一応女の子のグループにも入っていました。でも、仲間外れや分裂を繰り返し、自分たちだけにしかわからない言葉でしゃべったり…女の子同士の独特の付き合い方には、嫌悪感しか感じられなかったです。
だから小学生時代もいい思い出はほとんどなく、卒業できてホッとしたのを覚えています。
部活に没頭した中学校時代。他者との価値観の違いにはドライに対応
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中学では剣道部に入り、すっかり武道の面白さに目覚めた私。なぜかと言えば、型から入り型で終わる武道は、アスペルガーである私の特性にとても合っていたのです。
仲間と協力し合わなくても完結するのが、心地良かったですね。
一緒に部活に入った子たちとも、最初は仲良くなって中学生らしく長電話を楽しんだりしていたのですが、部活に対する熱意の違いでいつの間にかぎこちなくなり、ライバル関係になってしまいました。
昔から、人間関係が辛くなってきたらバッサリと切ってしまうか、自分から去っていくかのどちらかの方法ばかり選んできました。我慢してまで守りたい人間関係ではなかったし、修復する方法もわからなかったのです。
友達は一応いたけれど、失って立ち直れなくなるほど執着を持ったことはありませんでした。
キレやすさは相変わらず。でも、ルールに縛られずに過ごせた高校時代
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高校は自由な校風で私服通学でした。同じ中学から進学した子はほとんどおらず、地元の狭い世界から解き放たれ、やっと一息ついたという感じでした。
高校ではテニス部に入り「普通の子らしく」頑張っていましたが、先輩からの理不尽な嫌がらせにキレて、1年の夏休み明けには退部してしまいまいました。
頭にきても手を出すことは中学でやめたのですが、カチンと来たときに言葉で相手に気持ちを伝えることは、いまだに苦手です。
「なんでやねん!」と毎回思いますし、悔しい気持ちもあります。こうなると、行動に出るまでです。
「黙って我慢する」「服従する」という言葉は私の辞書にはありません。