自閉症を描くオススメ映画11作品!心温まる邦画からハラハラドキドキの洋画までご紹介します
カメラを回しているのがお兄さんだからこそ、千鶴さんの素敵な表情が映し出されているのでしょう。
これは“知的障がいと自閉症をもつ妹”の映画でもありますし、亡きご主人もふくめた、あるひとつの家族の物語でもあります。
また、正和さんというひとりの青年の成長を(まるで、偶然のように)刻印した映画でもあると思いましたし、母親であり、ひとりの女性である久美さんの映画でもあると強く思いました。
https://www.1101.com/news/2011-10-28.html
監督: 赤﨑正和
DVD参考価格: ¥4,104
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オススメ映画8: 『彼女の名はサビーヌ』
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女優サンドリーヌ・ボネールの初監督作品。
自閉症でありながら、正確な診断を受けることなく、長期にわたる不適切なケアをうけた自身の妹に起きてしまった悲劇を公にした、心を揺さぶるドキュメンタリー。
25年の歳月をかけて撮影された映像は、過去の生き生きとした若かりし頃の妹と、入院期間を経て施設に暮らす現在の彼女の「変化」を容赦なく見せつける。
美しいサビーヌが年月を経て変わり果てていく過程には衝撃を受けます。監督のサンドリーヌは、この映画の目的を、「自閉症者のケアの現状について、公の機関に訴えること。
少なくともその実態に目を向けてもらうこと」だと語っています。
悲壮感をあえて排除し、淡々と「自閉症者と一緒に過ごす時間」を描かれた本作品は、第60回カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、国際批評家連盟賞を受賞しました。
監督のサンドリーヌが、「家族」としてだけでなく「監督」として妹を撮り続けたからこそ、この思いは果たされたといえるでしょう。
自閉症の実妹を長年追ったドキュメンタリーである。
今のサビーヌの不安に満ちたまなざしが印象的である。
自傷や他害を繰り返し、過剰投薬の影響で太り、よだれを垂らし、不安定なままで日々を送るしかないサビーヌ。 彼女自身を含め、誰も解消できないところまで追い込まれてしまった状態を、見るしかない。
多分、それしかできない。