自閉症を描くオススメ映画11作品!心温まる邦画からハラハラドキドキの洋画までご紹介します
「当初、小栗(監督)は、障がい者への注目を集めるために、たとえば映画『レインマン』のダスティン・ホフマンのように数を覚えることに際立った才能がある、また障がい者でありながら100メートルを10秒で走る抜ける、といった「出来る=able」が一目でわかるような登場人物を配した方がいいのではないかと逡巡したという。しかし、最終的に、小栗は、無口でどこも特別には見えないゲンとジュンを選んだ。誰か特別な障がい者の物語ではなく、どこにでもいる、でもそれぞれに特別な個性を持った少年の「可能性=able」の物語がこうして生まれた」
http://www.film-able.com/able/able_intro.html
監督:小栗 謙一
出演:渡辺 元,高橋 淳, キャサリン・ルビ,マーク・ルビ
DVD参考価格:¥2,000
http://www.amazon.co.jp/dp/B007BX5LVM
able エイブル[DVD](Amazon)
http://film-able.com/able_top/
ableの会公式HP
自閉症の人物の成長・活躍にハラハラドキドキする!2作品
最後に紹介する2作品は、自閉症のある少年や青年本人の変化や成長にスポットを当てた映画です。
オススメ映画10: 『マーキュリー・ライジング』
出典 : https://www.amazon.co.jp/dp/B006QJSU0Q
ブルース・ウィリス主演のサスペンス・アクション。
自閉症のある少年サイモンはある日偶然、国家の極秘コードを解読してしまう。
事実を知った国家安全保障局にサイモンは命を狙われるが、ブルースウィリス演じるFBI捜査官アートが彼を守りながらともに逃亡する。アートはこの事件の背後にある大きな陰謀を嗅ぎ取るが…。
この物語に登場する少年サイモンは、サヴァン症候群と言われる特性があり、人並み外れた高い認知能力を持っています。
サイモン役を演じているマイコ・ヒューズの演技は、「本当に自閉症の子どもが演じているのではないか」と話題になるほどでした。自閉症に理解のある方が見ても納得のいく演技だと思います。
自閉症についてもとても丁寧に説明されていて、かつハラハラドキドキしながら楽しく見ることのできる映画です。
自閉症の小児は、情緒が内向的であり情緒不安定であるが、サヴァンとしてある種の特殊な能力を秘めていることは、他の映画でもよく描かれているが、サイモン役のマイコー・ヒューズ君の演技は、迫真に迫っており、天性の演技力を感じた。