2017年2月26日 11:00
支援級?それとも通常級?悩んだ時に選べる「その間」の選択肢って?
私だってそうです。
ただ、私が実感しているのは、子どもの可能性に「絶対」などないということです。
私自身、つい思い詰めてしまう性格なので、普段から「絶対〜すべき」や「必ず〜しなくてはならない」といった極端な考えが浮かんだ時は「できれば〜して欲しい」「なるべく〜だといいなあ」と頭の中で変換するように意識しています。
子供への声かけ変換を、自分自身に対しても応用した形ですね。
そして、「ずっと」「全部」ではなく、「今は〜かもしれない」「ここは〜の可能性もある」と、問題を部分的に絞って考えたりもしています。
●「絶対、通常級でがんばるべき」→「できれば、通常級でがんばって欲しいなあ」
●「ずっと、支援級で守ってあげなくては」→「今は、支援級で守ってあげたほうがいいかもしれない」
…こんな風に変換して考えると、少しだけ気が楽になりますし、子どもの可能性だって広がります。
選択肢は2択じゃない!あらゆる可能性には、あらゆる選択を。
さて、うちの「もう一つの選択肢」って、何だったと思いますか?
そう!ちょっとちゃっかりしていますが、通常級でもサポートの力を借りたり、支援級の在籍でも通常級との交流を行うなどといった、「通常級と支援級の、イイトコ取り」。
マイペースな子には、マイペースな支援を。オリジナルな子には、オリジナルな支援を。
あらゆる可能性には、あらゆる選択を。
「支援級か、普通級か」の2択ではなくこんな選択肢だってあることを、頭の片隅で覚えておいて頂けたら嬉しいです。
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大場美鈴(著), 汐見稔幸(監修), 『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』ポプラ社, 2017年
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