2017年4月28日 11:00
「ちゃんとした発達障害の診断がほしい!」こだわる私に専門家が投げかけた言葉は…
そして生きづらさの解消のため、それまで飲んでいた薬は大幅に見直され、ADHDの治療薬のストラテラを服用することに。
新しい主治医を始め、ソーシャルワーカーなど理解ある人に関わってもらっているおかげで、自分の特性が生活や仕事のどんなところに影響を与えているのが理解することができるようになってきたのです。
自身の弱点や、疲れ切ってキレてしまう前の予兆なども分かるようになり、意識して自分をコントロールすることできるようになったと感じています。
診断を生かしていくために
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044033571
発達障害の診断を受けたら、具体的な自分の特性をじっくりと説明してもらうことをお勧めします。そうすることで、今までの生きづらさの理由が氷解し、自分の特徴をしっかりと理解することができるはずです。その上で、医療や福祉の支援を受けて理解者・支援者を増やし、困っているときは助けてもらうことができれば、自分の直面した困難にくじけてしまうことも防げるはずです。
繰り返しになりますが大切なのは、診断を受けっぱなしで終りではなく、自分の特徴を知り、より自分をコントロールできるようになることです。
診断を受け、なにが自分の生きづらさを作っているのか。
自分で工夫できるところはあるのか。どんなサポートを受けたらいいのか。
それを知ることが、生きづらさの解消につながるのではないでしょうか。
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