眼振(がんしん)とは?種類や原因、症状から治療方法まで詳しく解説します!
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出典:三村治谷原秀信/編集『知っておきたい神経眼科診療』(医学書院・2016)p223
手術療法が行われるのは以下の場合です。
顔の向きが正面を向いていない。かつ、顔の向きが正面でないほうが、視力がよかったり眼球が動きにくくなったりする。
手術療法は、眼球の周りの筋肉を調整することで、眼振の症状が治まる顔の向きが正面でなかったのを正面に変える療法だといえます。こうすることで、眼振自体を治療することはできなくても、眼振が原因で生じていた頭位異常を抑えることができます。
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参考書籍:三村治/著者『神経眼科学を学ぶ人のために』(医学書院・2014)
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参考書籍:三村治谷原秀信/編集『知っておきたい神経眼科診療』(医学書院・2016)
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参考書籍:江本博文清澤源弘藤野貞/著者『神経眼科臨床のために第3版』(医学書院・2011)
後天性の眼振の特徴
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250001012
ここまで、先天性の眼振を見てきましたが、この章では後天性の眼振についてみていきます。後天性の眼振は、先天性の眼振とは異なり、めまいや耳鳴りなどの症状が起こりやすいのが特徴的です。
後天性の眼振は大きく5つの原因に分けることができます。
3章で触れた、ものを見るときに必要な
・固視できるかどうか
・前庭眼反射が正常かどうか
・固視を維持することができるかどうか
のいずれかに異常が見られる場合と、
これらの他に、以下で説明する
・薬剤性眼振
・てんかん眼振
の2種類が加わります。
◇薬剤性眼振
薬剤性眼振は、水平性と垂直性が混ざったような眼球運動がおこります。
薬剤性眼振は中枢神経を抑制するような薬を服用していることが原因で発生する眼振です。ヒトは全身に神経を張りめぐらしていますが、中枢神経はそれらのなかで中心的な働きをするもので、脳や背骨のなかにある神経のことです。