2017年6月9日 11:00
冷蔵庫はまるで「腐海」…親子で発達障害の我が家に「救世主」が降臨!
昔から家事をすると疲れの余り機嫌が悪くなる傾向があった私。掃除しているとき、小学生にもならない娘に「邪魔だから出て行け」と言ってしまったり、料理をしながら「どうしてこんな思いをしなきゃいけないんだろう」と声に出して言うようになってきてしまいました。娘は泣くし、私も泣きたいし、もう消えてしまいたいほど苦しかったです。
発達障害専門医にかかってから苦手の正体がわかってきた!
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それから、46歳で発達障害の専門医にかかり、アスペルガー症候群に加えてADHDの診断が下りました。先生に掃除と料理が苦手なことを話すとこういわれました。
先生「掃除は段取りを組む必要があって、それは発達障害の人は苦手なんです」
私「ルーチン化してできるだけ迷わないようにしたのですが」
先生「そうすると、掃除を遂行するのに過集中を起こして疲れてしまうんですよ」
まさにその通りで、掃除が嫌いなのにアスペルガーのこだわりゆえに隅々まできれいにしようとして疲れて泣きそうになったり、逆に怒りが湧いてきて子どもに当たり散らしていました。
私「先生、私料理が大嫌いなんです」
先生「料理はマルチタスクが必要な上、段取りよく進める必要があります。手早くすることも必要になりますね。
(検査結果を見て)あなたの苦手なことばかりですから、苦手なのはしょうがないのです」
そういえば、2品同時に作ろうとしたら片方は失敗する、何度作ってもレシピが頭に入らない、レシピを何度も見直さなければ手順を忘れるということがありました。
ちなみに同じアスペルガー症候群の娘も、レシピと首っ引きでないと料理を作ることができません。やはり同じ特性があるのだなと納得しました。
こうして解説してもらうと、自分の力ではどうしようもないことで苦しんでいたことが分かり、「苦手なものはどうしようもないんだ」と心が軽くなりました。
障害福祉サービスを利用してヘルパーさんに来てもらうことに
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市の相談支援事業所で相談したところ、生活の自立能力が低いということでヘルパーさんが派遣されることになりました。