2017年7月2日 16:30
アスペルガーの娘が肌身離さずぬいぐるみを持つのはなぜ?
その柔らかな存在に、これまで娘はどれほど助けられてきたことでしょう。ぬいぐるみを抱きしめることによって傷ついた自分自身を抱きしめ、少しずつ心を回復させて安心感を得ることができる。
娘にとってぬいぐるみが必要不可欠である理由が、ようやくわかった気がします。
それぞれに合った安心グッズを見つけよう
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10693000559
発達障害を抱える子どもたちは、計り知れないほどの不安を抱えている場合があります。感覚過敏によって心が消耗してしまっていたり、自己肯定感の低さゆえに何気ない一言に傷ついてしまったり。
そんな時に心を癒してくれる安心グッズが1つでもあれば、ゆっくりと心を回復させる手助けになってくれることだと思います。
娘にとってはぬいぐるみが安心グッズになっていますが、同じように自閉症スペクトラムと診断されている息子の安心グッズは、まだ見つかっていません。
心が疲れた時には、私に抱っこをせがむか、三角すわりをして自分の殻に閉じこもってしまうことしかできないのです。
いつか息子にも安心グッズが見つかればいいなと思うのですが、こればかりは他人が勧めて受け入れるようなものでもないので、気長に合うものが見つかるのを待っています。
とはいえ、どんどん体も大きくなってくる息子をいつまでも抱っこし続けるわけにもいきません。カチャカチャとボタンを押して数をかぞえる数取器や、扇風機のボタンなどの操作が好きな息子なので、今話題の「ハンドスピナー」や、ポケットに入るぐらいの小さなボタンに興味を持ってくれるかもしれません。さりげなく息子の目に付くところに置いてみて、安心グッズに出会えるチャンスを多く作れたらと思っています。あなたのお子さまにとって、心を癒してくれる安心グッズは何ですか?皆さんで共有して、さまざまなグッズを試すことができればいいですね。
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