2017年6月29日 11:00
「長男は自閉症だって…」障害告知の日、腹が立った夫の態度に今でこそ言えること
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なんて能天気な男なんだ…一瞬怒りがわきあがりました。
けれど「自閉症だろうがなんだろうが、シュウが可愛い息子であることに変わりないじゃん」という明るい言葉に、何かすっと心が軽くなったのです。悩んでいた事実がどうでもいい事の様に思えてきました。
その日、仕事を終えて帰ってきた夫は普段のままでした。深刻な顔をするでもなく長男の頭をなでるのです。
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呆れつつも、夫の暢気さと明るさに、この日とても救われたことを覚えています。
数年たって、夫にあの日のことを聞いてみた
それから何年か経ち、ふと思い出してあの時のことを夫に話しました。
「パパに電話した時、能天気で明るい声に一瞬腹がたったけど、あの言葉で救われたよ」
すると夫からは思いがけない返事が返ってきました。
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「俺が参ってしまったら、だめだろ。一家の主なんだから。だから必死で明るくふるまったんだよ」
この言葉を聞いて、ああそうか、夫も辛かったけれど、一生懸命頑張ってくれたんだ、そう気づいて少しだけ夫を見直しました。
どうせなら、死ぬまで言わなければもっとかっこよかったのにな…。
けれどやっぱり思うんです。
長男にとってこの人がお父さんで、本当によかったなー、と。
「やばい…怒られる!」息子がぐずり、民家の前で立ち往生⇒玄関から住人の年配男性が出てきて…!?