2017年9月10日 11:00
「行きたい!」と言うのに準備は渋る我が家の兄弟。変化をもたらしたホワイトボード活用法とは
それでも、自分から率先して準備をして家を出ることはできないようなのです。自分たちの意思を行動でも示してほしい。私はこう続けました。
「そうだよね。ママはそんなあなたたちのために、時間とお金を使って応援しているの。だから『行けばいいんでしょ!?』っていう態度をとられたら、『ママのために行ってもらうんじゃないんだけど』ってカチンときちゃうの」
「う~ん・・・」
「確かにママのためじゃなくて、私たちのためにママが協力してくれてるのよね・・・・・・」
「やりたいことができるのはすごくステキなことだけど、練習も努力も必要だし、面倒な時もあるよね。でもそこを誰かに委ねてしまったら『やらされてる』感じがして、いつか嫌になっちゃうよ。自分たちの人生は自分たちのもの。
ママはあなたたちの一番の応援団。そこを間違えずにいこうね。」
「だからママ、いっぱい応援してね」
「わかった!これから面倒くさいって思った時は、ママにその気持ちをぶつけるんじゃなくて、やりたいのは自分だって確認することにする」
毎日を「自分でデザインする」という意識を持ってもらうために
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179010046
こうして話し合いは終了しましたが、この「ママにやらされている感」は、習い事に向かう時だけの問題ではなく、普段の生活すべてにおいて子どもたちと衝突する材料になっていたのです。
「一日は24時間しかないんだよ!やるべきことを後回しにしていたら、1日が終わっちゃうよ!」と何度声をかけても「後でやるから大丈夫だって!」と平気な顔をし、結局夜になると焦って半泣きになる子どもたち。
子どもたち自ら1日の過ごし方を上手に選択してゆく方法はないかと、手帳を使ったり、やることリストを作ったりしていたのですが、先を見越して行動するのが苦手な子どもたちには、なかなかしっくりときませんでした。
よい機会でしたので、今回は月間スケジュール用のホワイトボードを購入し、子どもたちが自分たちで1日の過ごし方をデザインできるように工夫してみることにしたのです。
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そのままのホワイトボードは1日~31日までの日付が書いてあります。
これを1日の予定表として使用するため、日付の部分を時間に読み変えます。