子育て情報『【偉人の凸凹学】弱さは強さになる!泣き虫だった坂本龍馬から学ぶ、いじめられっ子脱出法とは…?』

【偉人の凸凹学】弱さは強さになる!泣き虫だった坂本龍馬から学ぶ、いじめられっ子脱出法とは…?

こと、気がついて欲しいです。

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ありのままの自分を、いつでも受け止めてもらえる存在〜乙女姉さん

【偉人の凸凹学】弱さは強さになる!泣き虫だった坂本龍馬から学ぶ、いじめられっ子脱出法とは…?の画像

出典 : https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ASakamoto_.Otome.jpg

そして龍馬を、芯が強く飾らない人柄の魅力的な人物に育てた最大の要因は、「大きな」姉の存在だったように思います。

先述のように、郷士出身ながらも豪商の家系だった龍馬は、裕福な家庭のお坊ちゃんで、年の離れた兄と3人の姉がいる末っ子として大事に育てられましたが、9〜10才の頃に病弱だった母を亡くし、毎日泣いて暮らしていたのだそうです。

そんな龍馬のために立ち上がったのが、すぐ上の姉・乙女(おとめ)。
ですが、この方なんと、一説には身長175cm・体重111kgの豪傑で「坂本のお仁王様」と呼ばれる、ゴッドねえちゃんでした!

文武両道の才女だった乙女様は、スパルタ式で龍馬に武術や学問をビシビシ指導していたのだそう。ある時は「武士の子が泳げないとは情けない!」と、龍馬を竹竿の先に縄でくくりつけ、素っ裸で川に放り込んで特訓したのだとか…(お気の毒です)。

でも、乙女姉さんは、ただ厳しいだけの人ではなかったようです。

おれは若いとき親に死に別れてからは、乙女姉さんの世話になって成長(ふと)ったので、親の恩より姉さんの恩が大きい(『千里駒後日譚』)

「龍馬の言葉」坂本優二・著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、p72より
https://www.amazon.co.jp/dp/4887598025
…と、龍馬は親代りとなって育ててくれた姉に対し、深く感謝しています。


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出典 : https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ARyoma_no_Tegami01.jpg

また、筆まめな龍馬の現存する135通の手紙の中で、一番多かったのも乙女宛でした。その内容からも、龍馬が姉に心を許し、強い愛情と信頼関係を結んでいることが感じ取れます。

例えば、尊敬する勝海舟先生に弟子入りできた時の手紙には「少しエヘン顔して、ひそかにおります」と、まるで子どものように得意げに自慢している姿が浮かびます。

また、有名な「日本を今一度洗濯いたし申し候」

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