2017年9月15日 16:30
ピンチはチャンス!洗濯ができず泣くアスペルガーの娘に、カバーする術を教えたい!
ですが、小2から不登校で家にこもっている娘は、行動パターンもワンパターン。しかも苦手なことはなるべく避けようとするので、特性がなかなか見えてこないのです。まさか、洗濯のお手伝いでこれだけ課題となる特性が見えてくるとは思いませんでした。
就労の場でこの特性が出てしまったら...
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044033600
この娘の状況には危機感を覚えざる得ませんでした。というのも、私も同じ特性を持っているので、さんざん職場でやらかしてきた過去があるからです。同時に、この特性はとても嫌われます。
「どうしてそんなに覚えが悪いの?」
「人の話聴いてるの?」
「やる気あるの?」
と言ったような言葉でさんざんなじられた過去の記憶が頭をよぎります。
もし、同じ仕打ちを娘が受けたら、おそらく耐えられないでしょう。
そんな辛い目にはあってほしくありません。
知り合いのところやなじみのあるところでアルバイトをすることも考えたのですが、字がゆっくりとしか書けない、計算ができないことを気にして気が進まないようです。
発達障害者支援センターで相談したときも、「おそらく普通の就労は難しいでしょう。手帳を取って障害者枠で働くことを考えた方がいいです。」と言われたこともあり、将来的には就労移行支援事業所などで訓練を受けたほうがいいだろうと思っています。
でも今回はせっかくのチャンス。家庭で苦手なことをカバーする練習はできないだろうかと考えたのです。
ピンチはチャンス!今のうちにカバーする術を教えたい
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失敗を恐れる娘なので、しばらくは洗濯機には近寄らないかもしれません。ですが、直接自分でやらなくても私がやっているところを見せたり、簡単な干す作業を手伝ってもらったりしながら、再チャレンジの機会を狙うことができます。
そうやってスモールステップを本人のペースで踏めるのが家庭のいいところでしょう。お手伝いという気楽さもありますし。
いま私がやっているのは、
・洗濯機の前にマニュアルを貼る。
・使う洗剤の量を実際に見せながら教える
・前回のお手伝いで気になった干し方を「こうしたほうがよく乾くよ」