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覚えたルールは守りたい!臨機応変が苦手な息子と私の奮闘記

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臨機応変が苦手な子どもたち


発達の凸凹が大きい子ども達の中には、一度覚えたことを臨機応変に変更するのが苦手な子がいます。

漫画『光とともに…』の光くんの場合「ママ」から「お母さん」への変更が大変だったり、学校には黄色い帽子を被ると覚えたので上級生になっても同じ帽子を被っていたりする様子が印象的でした。

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画像:©戸部けいこ・秋田書店『光とともに…』第3巻p.79より引用

長男も「いつもと違う」が大の苦手!


うちの長男も同じようなところがあります。

例えば幼稚園の入り方。幼稚園にはいくつか入り口があるのですが、長男は最初に来た時に入った昇降口を毎日使っていました。一度、別の昇降口から入ろうとしたら「違う!」と大きな癇癪を起こしたことがありました。

よく行く遊び場でも毎回同じ順番で遊ぼうとしたり、一度間違えて覚えた歌や言葉は何度訂正しても直らなかったりします。

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覚えたルールを守れることは、大きなプラスにも


絶対に変更できないわけではないのですが、一つのことを変更するのもとても大変……。
なので最初からできるだけ正しいことを教えるようにしていました。

子どもは多少ふざけたようなことやマナーの悪いことも周囲から許されることがありますが、一度許してしまうと成長しても同じことを繰り返す可能性があると思えたからです。

漫画で描いた噴水も、入っていいと覚えると着替えを用意していない時、急いでいて入る余裕の無い時、入ってはいけない場所でも入ってしまう可能性があると考え、入らないように教えることにしました。ですが一度正しく覚えてしまえば、ずっと正しいことができるのは良いことですよね。同じ作業を繰り返す仕事などでは役に立ちそうです。

伝え方次第で、プラスにもなるすごい能力なのかもしれません。

最近、そんな息子に成長とともに変化が!


最近の息子はというと…ちょっと変化が!

幼い時は臨機応変な対応が難しいことも多く、どう教えたらいいのかわかりませんでしたが…

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「まあ、いいか」

……最強の臨機応変ワードを手に入れた長男です(笑)

※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。
よかったらお手にとってご覧くださいね!

http://www.akitashoten.co.jp/formrs
フォアミセス|秋田書店

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