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ADHD息子、私立校へ…学費はどうする?わが家はこうして乗り切った!

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ウチは低所得家庭…でも、第一志望の私立校に入れあげたい!

ADHD息子、私立校へ…学費はどうする?わが家はこうして乗り切った!

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ちょうど4年前の今頃、息子リュウ太は第一志望の私立の高等専修学校を単願推薦で受験し、無事合格!

入学手続きまでスイスイ進んでいきました。

ですが、同時に入学金の支払いが迫ります。学校からの請求額は入学金や授業料に設備使用料など含めると、年間平均100万円!?

わが家は裕福な家庭ではないので「はたして学費が支払えるの?」と、入学が決まっているというのに怖気ずく私。

ぶっちゃけ「ムリムリムリーーーー!」って頭抱えました。

お金をどこから引っぱってこようと悩んでいたときに、高等専修学校の広報の先生から「国の『高等学校等就学支援金』や、県の『私立高等学校等授業料減免制度』を使うといいですよ!」と教えてもらったことを思い出しました。

授業料の支援を受けることに、少し抵抗感があったのですが申請してみることにしました。

学費が払えない…国の支援金と県の制度、ダブルで申請!

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学費を助けてくれる制度ですが、夫婦の年収によっては申請できない場合もあります。

わが家は夫婦でフリーランス。世帯年収が低く、この制度を使えることが分かってホッと一安心!肺の空気全部出し切るくらいホッとしましたよ。マジで。

国と県の制度で、年間約50万円助けてもらえることとなりました。

でも、支援はされっぱなしはダメ!助けてもらったら必ず恩返しをする必要があることを、息子と話し合いました。

健康なうちは必ず納税の義務を果たす。社会とつながり、何かしら社会貢献をする。
将来稼げるようになったら、今度は自分が誰かを助ける番になる…

世の中はお互いさまで回っている。いい制度を作ってくれた日本に感謝しよう!と親子で話したのでした。

小遣いはアルバイト代から、往復25キロを自転車通学。厳しい家計は、節約で乗り切った!

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Upload By かなしろにゃんこ。高等専修学校に入学した息子は、アルバイトをスタート!自分の小遣いや携帯電話代は、自分でかせいでもらいました。

交通費を節約するため、雨の日は電車通学、晴れの日は往復25kmを自転車通学です。

毎日お弁当とお茶を持たせて、なるべくお金を遣わないようにやりくりしました。

私も仕事を増やしてバリバリ働き、無我夢中で最初の1年間を乗り切ったときに、ようやく「なんとかなるかも!」と自信が持てました。

もし授業料が払えなくなったらどうしよう…と怯えるよりも、いざとなったらクレジットでお金を借りればいっか!そして少しづつ返済すればいいじゃない。
という案も用意(笑)

借金を安易に考えてしまい情けないかぎりですが…借金しないでツラい~と頑張るよりも、困ったときは借りてよい!というルールを設定することで心がふっとラクになりました。

気持ちが楽になると、仕事がキツくても乗り切れました、実際借金はせずに済みましたが、わが子のためなら「いつでも数百万借りてやるわい!」と思っていました(笑)

同じ趣味の仲間たちと、念願の学校生活を満喫

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お金の面は親が悩めばいいのですが、大事なのは子どもが入学したことを後悔していないか?です。

もともと人づきあいがヘタな子です。私が一番育んでほしかったのは「人づきあい」でした。

学校でも入学早々に先輩とのトラブルがありましたが、問題が解決すると逆に、仲良くなれた様子。

車やバイクなどが好きな生徒が集まっているので、共通の話題を通してスムーズに打ち解けることができたようです。

同じ趣味の友だちと、部活や学校のイベントなどで楽しい時間を過ごしたり、お互い助け合っている姿を見て「この学校に入学できてほんとによかった」と感じました。


仲間に恵まれ、3年間を修了!しかし…再び待ち受ける、学費問題!

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中学までは息子のマニアックなところが「何を言ってるのか理解できない」と煙たがられることがありました。ところが専修学校では、勉強はまったくできなかったものの、車とバイクのマニアックな知識がいい作用をして、友だちづくりにも役立ったようです。やっと話が合う人に巡り会えたことがなにより嬉しかった息子。でも、ここでも「お前ほどマニアックなことは話せないよ」と言われる始末…。

落ち着きがなく、衝動的でケンカっぱやい息子ですが、学校の仲間たちに受け入れてもらい、なんとか今年の3月に無事に高等専修学校を修了。春からは、その上の4年制の専門課程に進学することになりました。

専門課程進学は奨学金を活用。リュウ太の結婚までに、親子で返済するぞ~!


専門課程進学で、またまたお金がかかります(涙)

今回は奨学金制度を利用して、子どもと親で一緒に返済することにしました。


奨学金の返済が済んでいないと、子どもが結婚適齢期で何かとお金が要りようになったときや、家のローンを組もうと思ったときに借りられないなんてことが起こってしまうので…家族で協力してガンガン返済していきたいものです。

まぁ~なんとかなるでしょ!な、ゆるゆるな精神ですが、これからもコレで乗り切っていこうと思います。

ん?その前に息子が将来、結婚できるかなって!?

んーーーーー?(笑)

本人が望めばそのへんもなんとかなる!きっと…♡

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