2018年2月8日 11:55
スムーズな会話に必要なコツをGET!会話ベタなADHD息子のために母奮闘の巻
「コミュ力UP」ワークショップで、会話のコツを学ぶ!
Upload By かなしろにゃんこ。
発達障害がある人や、その家族、支援者などいろいろな立場の人が参加できる会が、発達障害がある人の「コミュニケーション力の向上」を目指すワークショップを行っていると知り、行ってみることにしました。
そこで教えてもらったコミュニケーションのコツは目から鱗だったのです!
どんなコツなのかについては、前回のコラムを読んでいただけると嬉しいです。
コミュニケーションのコツを教えてもらったら、いよいよロールプレイングを行います!6~8人のグループに分かれてスタートです。
まず、ファシリテーター(会の進行役)からお題が出されます。そして、そのお題に沿った内容について、2人1組で5分間雑談をするのです。2人以外は、周りで2人の会話の様子を見守ります。
いざ雑談を…と言われても、初めて会う者同士です。
何から話していいのか分かりません。でもとにかく、私と相手役のNさん(男性)は、与えられたお題「和菓子」について話し始めたのでした。
いよいよロールプレイング開始!ミッションは「いいところ」さがし
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5分間は短いようで長い!自分の好きな和菓子の話をしてみたり、Nさんに話を振ってみたり。Nさんが好きな和菓子について掘り下げて聞いたり、和菓子のデザインの話まで広げてみたりと、アレコレ一生懸命話しました。
私が気をつけたところは「嫌いなもの」や「苦手なもの」など否定的な会話をしないようにすることです。司会進行役のKさんの「否定的な会話からは何も生まれない」という発言が、私の心に響いたからです。肯定的な会話になるよう意識してみると、雑談もスムーズ!
5分間の会話が終わると聞き役の方たちから「どこがよかったか!」を発表してもらいます。
周りで見守っているメンバーは、話している2人をよく見て「いいところ」を探すのです。必ず「いいところ」だけをコメントするのが、このワークショップのポイント。会話をしている2人を観察して、長所を見つけることがミッションなのです。もちろん私も、他のメンバーが会話している間は聞き役になって、2人の「いいところ」を探しました。発達障害がある人は周りの人に興味がない、気にしないと言われることがありますが、こういう風に意識することで、変わるんじゃないかと思いました。