新卒時代、会社で出会った「暗黙のルール」の壁。周りを観察して「具体的なルール」に翻訳
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新卒で入社した会社には、数多くの「暗黙のルール」がありました。誰も教えてくれないのに、ルールを守らないと孤立してしまいます。ですが、発達障害があると、「暗黙の」ことを察するのが、困難なのです。
ちなみに、私が新卒で入った会社ではこんな「暗黙のルール」がありました。
■若い考えを取り入れたいと言われるけれども実際に発言すると聞いてもらえないことが多い
■打ち合わせや会議では議論になるような考えを言ってはいけない
■周りの人たちに対して敵意がないことを示すために適度に雑談をする必要がある
ルールを理解できていないと、自分は普通だと思って行動しても批判されたり、社会人として失格だ!というレッテルを貼られてしまうこともあります。せっかく頑張って仕事をしようと思っているのに、ちょっとした意識のずれで同僚や上司とうまくいかなくなってしまうのは残念です。
「何かルールがありそうか」周りの人たちの行動を見てみましょう。
話を聞いてくれそうな先輩や同期がいたら、「こういうことってやっちゃいけないんですか?」なんて聞いてみてもいいかもしれません。
「暗黙のルール」を「具体的なルール」に翻訳することで、自分も周りの人も気持ちよく仕事をできるのではないかなと思います。
1日中、同期と一緒の寮生活。いつの間にか集団から外れ、迷惑をかけてしまう…予防策は?
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私が新卒で入った会社では研修期間の数か月は同期の人たちと寮生活を行っていました。そこでは同期全員がいつも集団で行動していました。
このころは朝ごはんを食べるときから帰宅後、そして休日もずっと全員一緒に行動しなければならないような雰囲気がありました。そうしないと孤立してしまい、今後の会社生活にも悪影響を与えてしまうという雰囲気がありました。会社の寮ですから、仲がいい友達とばかり一緒に行動する学生時代とは違って、いろんなタイプの人がいます。
加えて、自分の行動を自分で決めることができないことにストレスを感じていました。