2018年8月17日 15:30
「イルカと一緒に泳ぎたい」発達障害がある娘が長年の夢を叶えた!小さいけれど、大きな一歩とは?
娘は人と目を合わすことが苦手なのですが、不思議とイルカとは目を合わせていました。そしてイルカに頬ずりをされ、娘は自然と笑顔になっていきました。
イルカは娘の出す合図に従って泳いだり、声を出したりします。それを笑顔で見る娘。その様子を見ているこちらも自然と笑顔になりました。
意外と体力勝負
娘が参加したプログラムはイルカに触れるだけでなく、一緒に泳ぐというもので
■25m以上泳げること
■立ち泳ぎができること
が参加の条件でした。
この日ウエットスーツ初体験の娘はスーツの浮力でバランスを崩してしまい、立ち泳ぎの状態をキープするのに苦労していました。イルカの力は強く、泳ぐスピードも結構あります。
イメージしていたような「笑顔のライディング」とはいきませんでしたが、それでも速いスピードで水の上を滑るようにイルカに運んでもらう娘の姿はとても楽しそうでした。
イルカとのふれあい体験をした娘は…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10171000821
プログラム体験後、娘は
「バンドウイルカの肌はゴムっぽいんだけど、シロイルカの頭は柔らかくてグミとかゼリーみたいなの!」
「目がすごく優しいんだよ」
「声は口からじゃなくて頭の穴から出すの」
「すごく癒された」
と、いろいろと教えてくれました。
そして「動画や画像で見るのと実際にふれあうのとでは全然違う。生きてるって感じが伝わってくる。やっぱり外に出ていろいろな体験をするのって大事なんだと感じた。非日常感もあって嫌なことを忘れることができた。またいつか体験したい!」
と興奮気味に話してくれました。
生き物とふれあうことで得られる「癒し」の力
娘は、いつもは絵を描くことや、テレビを見ること、本を読んだり好きな音楽を聴いたり歌を歌ったりすることでストレス発散をしています。
でも今回の体験は格別だったようで、言葉がなくても優しい気持ちが通じ合う動物のパワーと癒しを感じ、娘は元気をチャージしたようでした。
これからも、好きなこと・夢中になれることを通して、いろんなことを感じたり、パワーチャージする方法を増やしていってもらえたらなと、思っています。
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